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タカベ / 井田

タカベ / 井田




 ここ数日、低気圧の影響か、クリアな透視度の日々は小休止?…という感じだったのだが、それでも魚影は日に日に濃くなり、久々の井田らしい爆発的な魚群の迫力を堪能してきた。
 夏に入ってから、これまでも何度か迫力満点の群れとの遭遇はあったのだが、やはり、ホンモノは違うと唸らされる濃密な瞬間であった。

 ただ、このときは、すでに勢力を巨大化させていたスズメダイの群れを狙っていたので、予定外のタカベの大群の乱入に慌ててしまった僕は、ことごとく最高の瞬間を逃してしまった…。

 それでも、この群れの迫力の一端でも伝わればと思い、今日はこの2枚の画像をUPすることにした。一瞬早すぎるだけでも、一瞬遅れるだけでも、群れの形は全然違うものになる。群れの形が変わると、構図も変えなければならないし、群れの位置(太陽光線の向きとの関係や水深)も変わってくる。この瞬時の状況の変化への対応というのが”ノーストロボでホワイトバランスの調節だけで勝負”という僕のコンデジ撮影法の泣き所だ。
 こうゆうときは、ほんとうに一眼レフ(デジタル・フィルムを問わず)カメラであれば…と思ってしまう。フィルムは元からデイライトタイプしか使わないし、デジタルであってもホワイトバランスを晴天(太陽光)状態に合わせておいて、あとは露出値(この場合いじるのはシャッター速度のみ)を決めて、ストロボをバシッと当てれば、ほぼイメージどおりの画像は手に入る。
 しかし、コンパクトデジタルカメラでのワンタッチホワイトバランス設定は、スムーズにうまく決まっても2~3カット撮影するぐらいの手間と時間がかかるので、速いスピードで突然どこからともなくやってくる群れに対応するのは至難の業なのである。そこで、頼りになるのは予測と勘のみで、その日の群れの動きの傾向を読み、撮影するときにはこんな感じだろうという状況を想定してホワイトバランスを設定しておくことになる。

 このときは、先にも書いたように、予定よりも若干深い深度で撮影することになったため、群れが登場してから慌ててホワイトバランスを設定しなおさねばならないはめになった。急がないと群れは去ってしまうという、心臓が爆発するような焦りの中での設定作業は、例えば、サッカーの試合で、ロスタイムも残りわずかという時間帯に絶対的な逆転のチャンスを迎えたものの、手強いディフェンス陣が次から次へと迫ってきていて、『やばい!何とかしてくれ!』と手に汗握る瞬間と同じようなスリリングな緊張感の中での作業である(苦笑)。

 今日はこんなものだったけれど、次の機会にはうまいことやってやろうと思う。井田の”群れシーズン”はこれからだ。

タカベ科 / Labracoglossidae
タカベ / Labracoglossa argentiventris (Peters,1866)


 

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2008/08/15(金) 22:22:29Fish trackback:0 comment:0 タカベ / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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