ツバメウオ撮影で泳ぎまくりヘロヘロに疲れ切って岸へ向かっていたところ、突然、目の前に現れたのがこのトゲヨウジ。
かなり太い胴体と、尾鰭が無くハナタツのように巻きつけることができる尾部で、他のヨウジウオの仲間と違うということは一目瞭然である。調べてみると伊豆での観察例もあるようなのだが、僕にとっては初見…しかも、かなり見たい魚であったので、疲れも忘れて撮影してしまった。
今年はヨウジウオ系が豊作なのだろうか?この日の1本目はてつ!氏@井田DCからの情報で深場のオイランヨウジを撮影してしてきたところであったのだが、オイランヨウジだって僕にとっては伊豆で2個体目なのである。ちなみに、オイランヨウジの方は、先にてつ!氏のブログで素晴らしい画像を見せつけられていたため、かなり苦しい撮影となった…(苦笑)。…で、結局のところ、高望みはせず手堅く証拠写真だけ撮影して退散することにした。細長い魚で画作りするはムズカシイ上に深場である…無理はしない方がいい。
その点、このトゲヨウジは大好きな浅場なのでウレシイ。でも、ダイビング屋としては、浅いところ好きも程々にしないといけないのかな…(笑)。
ヨウジウオ科 / Syngnathidae
トゲヨウジ / Syngnathoides biaculeatus (Bloch, 1785)
深いところには、こんなのも居る。イイ画を見せらつけられた後だと単体でUPするのは気が引けてしまって…こっそりとここに載せることにした(苦笑)。囚人模様がチャームポイントのオイランヨウジ。南方系のヨウジウオの仲間だ。
ヨウジウオ科 / Syngnathidae
オイランヨウジ / Doryrhamphus (Dunckerocampus) dactyliophorus (Bleeker, 1853)
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。
ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…
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