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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

イタチウオ / 井田



 岩陰に隠れているところをよく見かけるナマズのような魚。デカイのでけっこう迫力がある。

 ちなみに、この後ろからのショットは、失敗というわけではなく、ワザとなので念のため。

 生き物の生態写真を撮る場合、真正面からか斜め前方からか真横からのどれかになる。
 明確な意図が無い場合、あるいは、意図があってもその意図の効果が画像に反映されてないのであれば、基本的に真横よりも後方からのカットというのは失敗作である。まあ、意図がなければ真横より後方からは狙わないでしょう…普通は。
 生き物にプレッシャーをかけ過ぎるヒトや、ダイビングスキルに問題があるヒトの場合、逃げる魚を追う形になってしまうので、後方からの撮影になりがちという傾向がある。

 今回の画像の場合、この後姿のほうが、見たときの現場のイメージに近くリアルかな…と、思ったのであった。見たことがあるヒトはご存知のはずだが、イタチウオは、たいてい岩の隙間の奥に頭を突っ込んで、後姿…あるいは下半身しか見えないことが多い。
 でも、…かと言って、まともに後ろから撮るのでは、あまりにも芸が無い。後姿なんだけど軽く目線がきているという実に渋いところを突いてみたつもりである(笑)。
 的がデカイんで撮影的にはムズカシくないのだけれど、とにかく臆病ですぐに岩陰に隠れてしまう魚なので、コイツを狙い通りにに撮るには運がないとツライかもしれない。もちろん、アプローチはソフトに。

 いちおう、ワザと撮ったんだという言い訳のために、オーソドックスな横からのカットも押さえておいたけど(下画像)、やはり、後姿のほうが、この魚を見たときのイメージにフィットするような気がするなあ…。

イタチウオ / 井田

アシロ科 / Ophidiidae
イタチウオ / Brotula multibarbata (Temminck et Schlegel, 1846-1847)


 

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2008/07/15(火) 01:54:04Fish trackback:0 comment:0 イタチウオ / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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