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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

コケギンポ / 井田

コケギンポ / 井田



 この"コゲ茶"も、繁殖期と通常期の変化が少ない個体であった。上の2枚の画像、もちろん下段の方が繁殖期に撮影したもの。通常は微妙に赤い斑点が見られるのだが、繁殖期は黒っぽさが増し、赤い斑点は見えなくなる。

 個人的にとても気にしていた個体で、繁殖期ピーク時にもっとも多くの観察時間をかけたのもコイツだった。そのおかげか、初めてコケギンポの産卵を撮影できたのもこの個体であった。

 ギンポゾーンのもっとも端っこの岩陰に棲んでいて、中央部の住人たちとのコンタクトは無いであろうと思われ、実力の程は不明なのだが、その行動を見ていると、気が強いことは確かである。そして、けっこうモテる個体で、繁殖期にはけっこう多くの雌がやってきていた。

 さて、続けざまに、ギンポゾーンの主役たちの通常期と繁殖期の顔を紹介してきた。もちろん、体色変化のバリエーションはこれだけではない。ほんの一部と言ってもいいだろう。どの個体も、もっと印象的な色を出していることもあったのだが、今回は、もっとも目にする機会が多かったであろうオーソドックスな例を選んでみた。これから先、どうなっていくか…、そして、来シーズンはどうなるか、興味は尽きないし楽しみである。
 今回紹介したコケギンポたち以外にも、観察を続けていた個体も居る。すでに、このサイトで紹介した個体もいるし、まだの個体もいる。でも、きりが無いので今回はこれで一区切りにしておくことにする。

コケギンポ / 井田

コケギンポ科 / Chaenopsidae
コケギンポ / Neoclinus bryope (Jordan et snyder, 1902)


 

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2008/07/11(金) 22:13:44Fish trackback:0 comment:0 コケギンポ / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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