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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

コケギンポ / 井田



 昨年は6月初旬まで明らかな繁殖行動を観察することが出来たコケギンポなのだが、井田コケギンポゾーンの今年の繁殖期は終息したように見える。昨年に確認した個体は、やや深めの水深に居た個体なので環境的要因が同一ではないことや、今年の早過ぎる水温の急上昇と直後の下降という昨年の状況との違いなどから、単純に比べることは出来ないのだが、繁殖期がずれる原因が何なのかは興味深い。まあ、シンプルに水温の関係なんじゃないのかな…とは思っているのだが。

 …で、コケギンポゾーンの面々の様子を見ると、皆、ノーマルモードといった感じの色合いで、のどかな雰囲気が漂っているような気がする。そんな中で、見慣れぬ個体がウロウロしていて、定番の面々に思いっきり威嚇されていた。威嚇するときは求愛行動の時と同じように体色が濃くなるのだが、求愛時程黒っぽくはならず、眼の後ろのラインが薄っすらと浮かび上がるというのが求愛時とは違うように感じた。もちろんたまたまこのときがそうだっただけかもしれないが、いずれ本当のところがどうなのかも分かると思う。繁殖期全盛の時ほど派手なアクションは見られなくなったものの、同じ個体を観察を続けているといろいろオモシロイのであった。

コケギンポ / 井田

コケギンポ科 / Chaenopsidae
コケギンポ / Neoclinus bryope (Jordan et snyder, 1902)


 

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2008/05/12(月) 18:56:49Fish trackback:0 comment:0 コケギンポ / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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