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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

ラベンダーウミウシ / 井田




 今日も井田でのんびりダイビング。前回、タカベの巨大なガラパゴス級の群れを撮影したものの、初歩的な設定ミスのせいで、荒れ荒れの画像になってしまったため、なんとか撮りなおしたい…というのがテーマ。
 しかし、そう思い通りにばかり事は運んでくれない。かなりの大きな群れに何度か遭遇したのだが、密集感がイマイチで、キマッた画にはならなかった。おまけに、花粉症で鼻が詰まり、耳の抜けが悪いまま、深度変化の激しい空中戦を繰り広げたので、副鼻腔へのダメージが大きく、エキジット後は頭痛に悩まされる始末…(苦笑)。
 今日は1本でリタイヤするかな…とも思ったのだが、こうゆうチョット後ろ向きになりそうな時に、モチベーションを高められるかどうかが明暗を分けることになることが多いということを、これまでの経験から知っている。
 幸運が手に入るか否か…、前向きに進んでも手に入れ損なうことはあるが、進まなければ何も手に入らない。後ろ向きに退いたら、手に入るはずだったものも手に入らないのだから、その差は、ネガティブに天秤にかけて考えている差よりも遥かに大きいのだ。
 なので、僕は、こうゆうケースでは、絶対にリタイヤせずに潜ることにしている。(さすがに以前に骨折していたときは1本で諦めたけれど…)。

 結果、なかなかイイ群れに出遭うことも出来たし、コケギンポの求愛シーンや、姿をくらましていたハナタツなどなど…、見たかったものを見ることが出来て充実度の高い1本になった。

 そして、嬉しかったのがこのウミウシ。ラベンダーウミウシでいいのかな…?潜る前かに井田DCのてつ!氏に見せてもらった画像が背景の綺麗なグッドシチュエーションで、なおかつ、とても可愛かったので是非とも見たかった。ものすごく小さい個体なので探せるかどうか自信が無かったのだが、運良く見ることが出来た。
 どう撮るか迷ったのだが、見せてもらった画像とは違う場所に移動していて、僕が見つけたときはキレイとは言い難い海藻の上。仕方が無いので、絞りを開けて超クローズアップして、背景をボカし七難を隠すという無難なアプローチをすることに…。フォーカスライトが電池切れで弱々しく、ぜんぜん合ってくれないピントのせいで酸欠状態になりながら、なんとか撮影してその場を離れた。
 潜る前に格好イイ画像を見せてもらっていた後だけに、100%満足とは言えないまでも、初めて見ることができたウミウシで、しかも、僕の好きなタイプのイロウミウシ系だけに、けっこう上機嫌になれたのであった。

 あと、最近、また、僕の周りで10倍ズーム機を使う仲間が増えたので、これぐらいのピントは抑えておかないと格好がつかないということもあるので…(苦笑)。
 

裸鰓目(ドーリス目) / NUDIBRANCHIA
ドーリス亜目 / DORIDINA
イロウミウシ科 / Chromodorididae
ラベンダーウミウシ / Thorunna halourga (Johnson & Gosliner, 2001)


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2008/03/29(土) 21:28:39Sea slag trackback:0 comment:0 ラベンダーウミウシ / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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