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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

オオモンカエルアンコウ / 井田



 ミドルサイズのオオモンカエルアンコウ。伊豆で見られるサイズとしては大きめと言っていいかもしれない。昨夏やってきた幼魚がいきなりこのサイズまで育つとは考えられないので、おそらく越冬モノだろうと思う。不思議なのは、このサイズのオオモンカエルアンコウが見られるのは、やや水温が下がり始めてからが多いということ。現在の水温は15度ぐらいで、水温だけを考えると4月・5月あたりに見られてもいいはずだと思うのだが、その時期に見られることは極めて少ない。オオモンカエルアンコウは、南方系のカエルアンコウとしては比較的(伊豆の冬を)越冬するケースが多いと思われるのだが、なぜか今の時期がいちばん多く見られ、初夏の頃にはあまり見られない。何か事情があるんだろうけどね。

カエルアンコウ科 / Antennariidae
オオモンカエルアンコウ / Antennarius commersoni (Latreille,1804)


 

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2008/01/08(火) 23:10:38Fish trackback:0 comment:0 オオモンカエルアンコウ / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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