井田や大瀬では、いわゆるネタ系の生き物たちが続々と登場しているので、そっちを紹介した方が良いのかな…と思いつつ、大好きなタカベの群れもお忘れなくということで…。
今の井田ではタイミングさえ間違えなければ、ほぼ100%の確率でタカベの群れに出遭えるのだが、それでも、超ビッグサイズの大群に遭遇したときには、ちょっとした感動を覚える。ホント、視界の全方位360度が高速で移動するタカベで埋め尽くされるのだ。
その迫力をどのように画にしよう?…というのが、いつも悩まされるテーマである。当然すべてを写す事はできないので、強い印象を与えられる部分を切り取ることになるのだが、肉眼で実際に見て迫力を感じる部分と、撮影して画にしたときに格好良くキマル部分というのは、けっこう違っていたりするというのがムズカシイところだ。たとえば、実際に見るには密集感が強い群れのほうが迫力があるのだが、写真で見る分には適度に隙間があったほうが躍動感がある群れに見える。…かと言ってスカスカじゃあダメなので、シャッターを切るポイントというのが重要になってくる。
このときは、天気が悪く、時間も遅く、海の中はかなり薄暗いという状況。通常なら撮影できる状況ではないのだが、画質は無視してISO感度を思いっきり上げて撮影してみた。細かいことは抜きにして、とりあえず、このときの雰囲気は伝わる画になったと思う。まあ時にはこうゆうのもありかな…。
タカベ科 / Labracoglossidae
タカベ / Labracoglossa argentiventris (Peters,1866)
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。
ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…
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このブログで御紹介している画像は、基本的にノートリミング画像です。
ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。