カケハシハタの幼魚。いわゆるマクロ撮影の被写体としては、ここ数年で最も熱くなった被写体である。普段ならプライベートで潜りに行くなら井田に行くのだが、このときばかりは大瀬に行ったことは言うまでもない。他のネタにはまったく目もくれず、カケハシハタばかりを追いかけていたので、大瀬のはまゆうMSに着くと、こちらから尋ねなくとも、いつでもスタッフのいたる氏がカケハシハタの近況を教えてくれた。
そうは言っても、ちょうど多忙な時期で、撮影できたのは4回だけ、望むシチュエーションに遭遇できたのは、そのうち1回だけである。そのときの画像は、すでにデジタルギャラリーでUPしているが、そのときばかりは、このきわめてローカルなブログにも反響がたくさんあり、メールの返信などに追われることになった。特に思い入れが強い画像だっただけに、反響をいただけたのは本当にウレシかった。
カケハシハタは南方系のハタの仲間で、伊豆の海では見かけることが少ない(少なかった)魚だ。幼魚にはポップなイラストのようなラインが入ることが特徴で、単体でも注目に値する魚なのだが、今回は、ミジンベニハゼが住む空き缶に住みついてしまったので、あまり魚に興味が無い人にも注目を浴びることになったようだ。
前回の画像では、顔しか見ることが出来ないので、今回は全身が分かる画像をUPすることにした。ちなみに、このカケハシハタ、ミジンベニハゼの住処から何処かへ引っ越したらしい。チョット寂しいような気もするが、ミジンベニハゼを食べてしまうという最悪のシナリオを回避できたようで、ほっとしているというのも事実なのであった。
ハタ科 / Serranidae
カケハシハタ / Epinephelus radiatus (Day, 1867)
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コンパクト機にはコンパクト機ならではの魅力があります。
外部ストロボをセットした一眼レフ機では絶対に撮影できないような状況でも、外部ストロボ無しのコンパクト機なら撮れるというケースは非常に多いんです。
そして何よりも大きな魅力は、被写体の生物に対するプレッシャーが弱いことです。一時期、外付けのコンバージョンレンズの置き場所にと、ストロボ用のステーを装着していたことがあったのですが、それだけでも、魚に対する威圧感が強まったようで、それまで撮れていたアプローチの仕方では撮れなくなってしまいました。自然な表情を狙えるという意味でもコンパクト機は優れものですよ。
コンパクトでも素敵な マリンフォトが撮影できるんですね
今使用している デジカメが調子が悪いので買い替えを検討中なんです。
ま~ カメラではなく 撮影技術とアングルなんでしょうけど?
ここで 紹介してあるマリンフォトが目標です
コメントありがとうございます。
> どんなカメラを使用してますか?レンズは 何ミリでしょうか?
このブログで掲載している写真は、すべてコンパクトデジタルカメラで撮影しています。(ずいぶん前に掲載したフィリピンの写真のみ銀塩一眼レフです。)
機種はOLYMPUSのC-4040・C-4100・C-3100・C-740・C-750・C-755・X-1・X-2と、FUJIFILMのF-30といったところです。安い純正のプロテクターに入れて、外付けのクローズアップレンズやワイコンを使う以外は、ほとんど素のままですヨ。初心者ダイバーの方でも気軽に購入できるものを使って撮るというのを、このBLOGのコンセプトにしてます。
本当は、いわゆる銀塩派なんですけど、このところフィルム代や現像代を捻出できず、めったに持ち出せないでいるという感じです。
> 2月は 6.5ミリのスキンウエットで大丈夫でしょうか?
2月の伊豆の水温は、だいたい12~15度ぐらいというケースが多いです(今年は高かったですけど)。
僕の友人の場合、1年通してロクハンカブリで潜る人も多いですけど、僕は2月はドライスーツですね。以前は16度を切ったらドライ…という感じだったのですが、今は歳のせいか寒さに弱くなってしまって20度を切ったらドライって感じです。
冬でもロクハンで潜れるとは思うのですが、仕事柄、潜水回数が多く潜水時間が長いので、蓄積していく疲労を考えると、やはりドライの方が楽です。
どんなカメラを使用してますか?
レンズは 何ミリでしょうか?
2月は 6.5ミリのスキンウエットで大丈夫でしょうか?
御答え願えると 嬉しいです!
Contrust scale (graduated 16steps)
sRGB - Gamma : Windows (2.2) - White point : 6500°k
1024 x 768 True color (32bit)
font size : medium
"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。
ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…
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このブログで御紹介している画像は、基本的にノートリミング画像です。
ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。