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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

アオリイカ / 井田



 今年の井田のアオリイカは凄かった…とばかり書いているが、もちろん凄くない時もある。寄り付きの悪い日もあるし、たまたま良くないタイミングで潜ってしまうこともある。透視度だって、今シーズンは井田としてはイマイチという日が多かったような気がするしね。
 このときは、けっこうにぎやかな産卵シーンを見ることができたのだが、そんなときでも、潮が引くように寄付きが悪くなるタイミングというのがある。そこで一息つくも良し、一段落させて他のネタを探しに行くのも良しだが、そんな時ならではの写真を撮るというのもまた乙な物だと思う。
 井田の海に来るダイビングツアーの方たちは、たいていの場合、まだ潜ることが出来る時間を残したまま早々に引き上げていく。やはり帰りの時間の都合があるのだろう。僕らは、混んでいる時間に食事をしたりお茶お飲んだりおしゃべりを楽しんだりしつつゆっくり休み、ほとんどの人が引き上げる頃に海にエントリーすることが多い。日中よりも魚の活性が高いことが楽しさを倍増してくれるし、海の中で他のダイバーに出会わないというのは快適なものである。ただ、後半になると陽も傾いてくるので、海の中も太陽が降り注ぐ明るい海…という感じではなくなってくる。
 この画像を撮影したのも15時ちょっと前ぐらいだった。ひととき集団で産卵を繰り返していたアオリイカの寄付きが悪くなった時間帯にシャッターを切ったカット。こうゆう寂しげなシーンも、またフォトジェニックだと思う。
 

ヤリイカ科(ジンドウイカ科) / LOLIGINIDAE
アオリイカ / Sepioteuthis lessoniana (Lesson,1830)
FUJIFILM FinePix F30


 

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2007/09/26(水) 22:04:12Cuttlefish / Squid trackback:0 comment:2 アオリイカ / 井田
コメント
この記事へのコメント
> divedeep さん
 アオリイカは大好きな被写体なんです。
 
 ストロボを当ててもキレイですけど、アオリイカの場合はモノトーンでもイケますね。…で、どうせノーストロボで色が出ないなら…と、モノクロでも撮ってみたんですが、やはり、海の中の"青"は捨てがたいです。人間の目の性能(特徴)を考えると、自然光で撮影する海中風景が、必ずしも自然な感じとは思わないのですが、写真的な表現としての自然光撮影は好きです。
2007/09/29(土) 00:48:57 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
一匹でも
存在感と風格があっていいですね。
構図もばっちりだし、何より自然光で撮っている
のが効果的で、素晴らしいです。
2007/09/28(金) 06:32:15 | divedeep | #BW6/sfyE[ 編集]
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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