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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

ミヤケテグリ / 井田




 今日もいつものようにダイビング後半は浅瀬散策=約40分間の安全停止。5mから0mまでを出来る限りゆっくりと30分間以上かけて移動しじっくりと窒素を抜きつつエキジットするのが僕のダイビングスタイル。でも、今の井田の浅瀬は30分や40分じゃあ足りないぐらいにオモシロイ。

 このときはテンジクスズメダイの幼魚を見つけて大喜びで撮影しようと試みたのだが、水面下20~30cmというあまりの浅さに苦戦し、満潮の時に再チャレンジしよう…と諦めつつ移動している最中だった。例によって、そこいらじゅうに居るという感じのコウワンテグリの幼魚&成魚を見つけながら泳いでいると、やけに色鮮やかな個体とノーマルな体色の地味個体がケンカ(?)している姿(写真1)が目に入った。これは面白い!…と夢中でシャッターを切ったのだが、2匹一緒に石の下に移動してしまったと思ったら別の石の上に現れる…という感じで手こずらされていた。そのうちに脇の方から別のノーマル体色の個体が現れると、地味個体は、その新手の方が気に入らなかったのか、派手な個体はそっちのけで、新手の方にケンカを売りに行ってしまった(写真2・写真3)。

 ケンカしている姿が面白いので、しばらくはそちらを見ていたのだが、ふと我に返った。あの派手な個体は本当にコウワンテグリなのだろうか…?そんなわけはない!…と。
 慌てて最後に見た辺りを探してみると、のんびりと食事中の姿を見つけることが出来た。やはりコウワンテグリではなくミヤケテグリだった。何とも言えないポップな模様が入ったビビットな赤の体色、水色ボーダー柄の尾鰭と臀鰭。こんなセンスの持ち主はミヤケテグリ以外には居ないだろう。コウワンテグリもそうだが、ゼンマイ仕掛けの玩具のような動きをするいわゆるテグリの仲間は本当に可愛らしい。
 こんな魚たちが見られるから浅場ウォッチングはやめられないのであった。

ネズッポ科 / Callionymidae
ミヤケテグリ / Neosynchiropus moyeri (Zaiser et Fricke, 1985)
FUJIFILM FinePix F30



ミヤケテグリ / 井田
写真1



コウワンテグリ / 井田
写真2 / コウワンテグリ



コウワンテグリ / 井田
写真3 / コウワンテグリ


 

Copyright Matsukawa Soichi. All rights reserved.

2007/09/01(土) 23:16:46Fish trackback:0 comment:0 ミヤケテグリ / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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