安直と言ってしまえば安直そのものなのだが、迫力ある画像を手に入れるため超クローズアップ域で撮影するのは効果的である。ここまでクローズアップすると、ずらりと並んだ歯なんかも見えてきて、もはや「カワイイ」などとは言っていられない雰囲気になってくる。しかし、肉眼で目視しただけでは見えなかったものが見えてくるのがクローズアップ撮影の効果であり魅力であるし、クローズアップすることで真実を知ることによって、肉眼で見るときの見方(見え方)も変わってくる。
自分にとって、この実に気軽に簡単に高倍率撮影を楽しめるOLYMPUSのコンパクト10倍ズーム機はエポックメーキングなカメラだと言えるだろう。後継機や同じコンセプトの他社製品はあるものの、トータルに見ると、今現在においても愛用機がベストチョイスである。画質を求めたり、より簡単にカメラの性能に任せて撮影するのであれば、最新の一眼レフを…というチョイスも考えられるのだが、この画像と同等の倍率を一眼レフ機で得ようとすると、いったいどれだけ大掛かりなセットになるかということを考えると、ちょっと逃げ腰になってしまう(笑)。
コケギンポ科 / Chaenopsidae
アライソコケギンポ / Neoclinus okazakii (Fukao,1987)
OLYMPUS C-750 UZ
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Contrust scale (graduated 16steps)
sRGB - Gamma : Windows (2.2) - White point : 6500°k
1024 x 768 True color (32bit)
font size : medium
"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。
ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…
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このブログで御紹介している画像は、基本的にノートリミング画像です。
ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。