Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

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アライソコケギンポ / 井田






 コケギンポの幼魚。マッチ棒の頭よりは太いけれど、タバコよりは細いという感じ。眼上皮弁もまだ成魚のようにフサフサとはしていない。とても小さくて可愛らしいのだ。幼魚の場合、単純にサイズが小さいという事と、きわめて地味な色彩の個体が多いので、真剣に探そうと思うと意外にてこずるのだが、数そのものは多いので、見つかり始めると次々と見つかる。

 この写真、被写体がとても小さいので高倍率のクローズアップレンズを使用しているのだが、いろいろ難点もある。そもそもクローズアップレンズというのは虫眼鏡のような拡大効果を持つレンズである。なんでもかんでも拡大してくれるので、ちっちゃい生き物が好きなカメラマンには必須アイテムなのだが、イイことばかりではない。いちばん厄介なのは、悪いところまで拡大してしまうことだ。

 現在、僕は主にOLYMPUSのC-750UZ(C-740UZ)をメインカメラとして使っている。このカメラはライカ判(35mm判)換算で380mm相当の超望遠撮影ができるというのが特徴なのだが、決して高画質を狙った機種ではない。このBLOGを見てもらえば分かるように、画質はそこそこという感じである。それだけに、画質の粗が目立つ超望遠域を使ってのクローズアップ撮影をする場合は、少しでも画質的な部分を良くするために、絞り開放から2段ぐらい絞ったところを使うのがベターだと思う。このレンズの性能では、被写界深度以前の問題で、開放域ではシッカリと像を結ばなくなってくるし、撮像素子が1/2.7インチというミニサイズのためか性能にゆとりが無く、画像が破綻し始めると粘りが効かない。そのうえ、さらにクローズアップレンズを使って拡大するのだから、破綻は目に見えて大きくなる。
 しかし、画質を取るか、表現としての面白さを取るか…というところで、あえて画質を捨てて、面白さを取るというのも、このカメラならではの楽しみと言えるだろう。
 この画像などは、写真としての体裁を保つのにギリギリのところというぐらいに低画質な状態なのだが、そのことが、この被写体の雰囲気を演出する上で役立っているように思えるのだ。性能オンリーで撮影機材を考えるのなら「チョット難有り」ということになる機種でも、うまく活かせば、けっこう楽しめるのであった。


コケギンポ科 / Chaenopsidae
アライソコケギンポ / Neoclinus okazakii (Fukao,1987)
OLYMPUS C-750 UZ



 

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2007/06/02(土) 21:53:34Fish trackback:0 comment:0 アライソコケギンポ / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。



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