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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

オオモンカエルアンコウ / 井田





 
 カエルアンコウの仲間は、多くの場合、海の中では捕食者側のグループに属すると言っていいだろう。食うか食われるか…で言えば食う方側にいる魚だ(もちろん自分より大きな捕食者に狙われたり食われたりすることはある)。
 オオモンカエルアンコウは成長すると全長30cm以上になる大型のカエルアンコウだが、暖かい南方の海でよく見られる種で、本来の生息域ではない伊豆半島で見られるものは、黒潮などによって流されてきてしまった個体である。そんなわけで、伊豆の冬の寒さは耐え難いものがあるはずだ。
 よくあるパターンで伊豆海域の水温が推移すると、2月から3月にかけて14度を下回る日が多くなる。この14度を下回る水温がどの程度続くかが、南方種生存のボーダーラインではないかと云われていて、多くの場合、南方種は冬を越せずに死んでしまう
 しかし、今冬の西伊豆は、概ね16度前後という感じで、かなり高い水温を保っているので、南方種の生存率も高まるであろうと考えられる。過去にはキャベツサイズの大きなオオモンカエルアンコウを見たことがあるのだが、この個体はどれぐらいのサイズまで育ってくれるだろうか。頑張ってほしいものだと思う。


カエルアンコウ科 / Antennariidae
オオモンカエルアンコウ / Antennarius commersoni (Latreille,1804)
OLYMPUS C750 UZ



 

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2007/05/11(金) 21:47:56Fish trackback:0 comment:0 オオモンカエルアンコウ / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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