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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

ハオコゼ / 井田





 井田の海底の砂地でいちばん目に付くのがこのハオコゼ。個人的には、かなり好きな被写体なので、よくレンズを向けている。ハオコゼの被写体としての魅力は、数が多くジッとしていることが多いサカナなので撮影しやすいこと。ユニークな容姿とバラエティに富んだ色彩だと思う。

 なかなかユニークな風貌で魅力的なサカナだと思うのだが、数が多く見つけやすい魚たちの例に漏れず注目度は低く人気がある気配は無い。しかし、経験本数が少ないダイバーは、妙な価値観を刷り込まれていないので、興味を持ったり、撮影したりしていることが比較的多い。純粋に、このサカナの形態に関心を持つのであろう。いろいろなものの美しさや面白さを奥深く知る上で"経験と知識"は必要なものだけれど、"経験と知識"によって純粋な感性を曇らせてしまうということも多々あるというわけだ。撮影という行為に、影響されやすく惑わされやすいヒトという動物の習性が見え隠れするようでもある。

 サカナの写真を撮るときは、ヒレを全開にしているときが最も魅力的な状態であり、その瞬間を狙うのがセオリーなのだが、必ずしもそうでなければならないということはない。
 今回は、幼い個体の表情を狙ったのだが、ヒレ全開のカットよりも、このヒレを半分たたんでいるカットの方が、あどけないムードが感じられて好ましいと感じた。


フサカサゴ科 / Scorpaenidae
ハオコゼ / Hypodytes rubripinnis (Temminck et Schlegel, 1844)
OLYMPUS C740 UZ



 

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2007/04/30(月) 21:03:58Fish trackback:0 comment:2 ハオコゼ / 井田
コメント
この記事へのコメント
> divedeepさん
 背びれの棘に強い毒を持つハオコゼは、襲われることが少ないのか、レンズを向けてもマイペースでいてくれるのがいいですね。じっくりと向き合って表情を狙うことが出来ました。
 
2007/05/02(水) 00:01:54 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
かわゆい
こんなにカワイー(現代語風)ハオコゼ、
初めてみました~~~ (´-`).。oO

人物写真のように表情に和みと深みがありますね。 
2007/05/01(火) 21:06:17 | divedeep | #BW6/sfyE[ 編集]
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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