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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

クマノミ / 井田





 
 水温が下がりきらなかったせいか、なんとか越冬してくれたクマノミの幼魚…と言いたいところなのだが、ここにきてだいぶ弱っている。自分の知る限りでは、今期は水温15度を切ることは無かったように思う。現在も16度前後をキープしているので、水温的には問題無いはずなのだが。暖かくなるまでもうちょっとなので、がんばって元気に動き回る姿を見せて欲しい。

 今回、撮影に使ったのは"OLYMPUS X-1"。2002年11月に、500万画素機"OLYMPUS X-2"と同時にリリースされた400万画素機だ。「コンパクトにまとめられた高品位なメタルボディ」が売りであった。どちらかと言うと"OLYMPUS X-2"にばかり注目が集まっていたように記憶している。ビギナーには、とにかく画素数が多い方がイイと思っているヒトが多いせいだろう。しかし、どちらも使っているのだが、他のケースの例に漏れず、弟分のX-1(400万画素機)方がレスポンスが良く、扱いやすいように思える。また、OLYMPUSは、兄弟機の場合、画像の色調等の味付けも変えて、それぞれに個性を持たせているケースが多いのだが、X-1とX-2の画像の場合、画素数以外には、さほど差異は無いように思える。ちなみに、このシリーズも、この当時のOLYMPUSの路線に乗っていて、派手目の色調が特徴だ。個人的には、この派手なOLYMPUSカラーというのは、あまり好みではないので、彩度やコントラストを抑え目にして撮るようにしている。デフォルト通りで撮るよりも、その方が、微妙な階調も出て味わいがあるように思う。

 さて、このX-1&X-2だが、マニュアル操作系が充実しているにもかかわらず、コアな水中撮影派には受け入れられなかった。
 AF速度の遅さとAF精度の低さ、あと、コンパクトゆえにストロボ位置とレンズ(ポート)位置の関係が良くなく、扱いづらい機種になってしまったということではなかっただろうかと思う。たいしたことがない機種でも、なにかの弾みでイイ評判が流れると、たとえそれが真実でなかったとしても、それなりに売れたりしているようなのだが、この機種は、そうゆうわけにはいかなかったらしい。

 …で、実際、X-1とX-2は、そんなにダメな機種なのだろうか?…というわけで、ちょっと真面目に使ってみた。
 結果、お奨めできる機種かどうかと言うと、買うならC-4040とかC-3100といったC4桁シリーズの方が良いと思う。理由は、まず、AFが良くない。AFの速度が遅いのは、まだ許せるのだが、AFでのピントの精度がイマイチというのは容認しがたいところだ。頑張って撮ったのに、カメラのせいでピントが合っていなかったというのは悲しすぎる。何故か分からないが、かなりAF性能が低いような気がする。あと、先にも書いたとおり、内臓ストロボの位置が悪く使いづらい。

 …とは言え、UPしたぐらいの画像なら問題無く撮影できる。昨日UPしたオオモンカエルアンコウの画像もX-1で撮影したものだ。露出値のマニュアル設定を出来ないものがほとんどという現在の各社の機種と比べるなら、十分にアドヴァンテージはあるだろう。

 長くなってしまったので、続きはまた。

スズメダイ科 / Pomacentridae
クマノミ / Amphiprion clarkii (Bennett, 1830)
OLYMPUS X-1


 

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2007/04/04(水) 23:52:20Fish trackback:0 comment:0 クマノミ / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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