ヒトを案内するときには、基本的にはネタを探しつつ潜るのだが、もちろん自分の趣味の世界のチェックも忘れない(笑)。…で、いつも必ず探すのがヘビギンポ属未記載種、いわゆる"赤ヘビ"というヤツなのだが、大瀬と比べると、かなり数が少ないように思う。大瀬の外海なら、特に探さなくとも、ほぼ100%見ることができる赤ヘビが、ここ井田では見ないことの方が多いのだ。ヘビギンポ愛好家としては、まだ、ここでの分布を把握していないせいだと思いたい。
その代わりというわけではないのだろうが、ヒメギンポの数は多い。もう半端じゃないと言っていいぐらいたくさんいる。特に今は繁殖期に入っているせいもあって、岩陰にいることが多いはずのヒメギンポが岩の上にもたくさんいるのだ。色が派手な魚だけにかなり目立つ。ペアで行なう産卵行動は、見ているととても面白いのでぜひとも注目してほしい。
ヘビギンポ科 / Tripterygiidae
ヒメギンポ / Springerichthys bapturus (Jordan et Snyder, 1902)
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。
ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…
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ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。