Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

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ウツボ / 井田





 このところの撮影は、すっかりカメラテストのようになってしまっている。慣れない機種を海の中に持ち込み、ああでもない…こうでもない…とトライアンドエラーを繰り返し、使いこなせるようにしていくという作業もオモシロイのだが、絵作りに徹しきれていないので、後から撮影した画像を見たときの喜びは希薄なものになってしまう。早いところ、手応えを感じながらの撮影に臨みたいものだと思う。

 FinePix F30を使い始めて計12DIVE、この機種の癖もだいぶ把握できてきた。…とは言うものの、オート機であるがゆえ、「こうなるはず」と思ってシャッターを切ったのに、思うような結果が得られないこともまだまだ多い。やはりオート機はムズカシイのである。

 ストロボ光の配光に問題を感じているので、拡散板に改造を施してみたのだが、それでも好ましい結果は得られなかったので、ストロボを使わず自然光のみで"水中撮影モード"を使用してみた。

 現場の状況は、太陽光が撮影者の背後から被写体を照らすという順光状態で、深度もそこそこで光線は柔らかく、全体に薄くブルーのベールがかかったような感じだ。カメラのオート制御もどぎつい補正はかけてこないだろうという状況で、この場面で彩度が高いのは"魚の黄色"と"水の青"の2色のみなので、後処理も色調を破綻させることなく行なうことが出来るであろうという判断をした。オートホワイトバランスで黄色の成分を少々浮き上がらせてもらえればOKだ。

 結果から言うと、思っていたよりも"水中撮影モード"は良好であった。状況によっては、これでもか!…と言わんばかりに青被りを排除する方向にオートホワイトバランスが効くのだが、今回はかなり控えめに効いていたのが意外である。

 この機種の"水中撮影モード"は、ホワイトバランスはもちろんのこと、露出設定からISO感度まで、全て全自動で制御されてしまう。全自動と言われると、便利だと思われるかもしれないが、どんなに変な制御をかけられても、こちらで修正コントロールすることが出来ないというのは問題であるし、そうゆうケースは多々ある。よって、常に思い通りの結果が得られるというわけにはいかないという前置きをしたうえで、状況によっては"使える"という手応えを感じることができた。
 撮影時に、ISO感度や絞り・シャッター速度はもちろんのこと、ホワイトバランスのパラメーターを手動でコントロールすることが出来れば、レタッチもほとんど必要なくなり、さらに良い結果を得られるのではないかと思った。そうなればよりいっそうデジタル恐るべしということになるであろう。


ウツボ科 / Muraenidae
ウツボ / Gymnothorax kidako (Temminck et Schlegel, 1847)
FUJI FinePix F30


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2007/01/03(水) 23:31:34Fish trackback:0 comment:2 ウツボ / 井田
コメント
この記事へのコメント
> divedeep さん
 コメントありがとうございます。じっくり見ていただけてうれしいです。

 この場面は、ウツボとマツバスズメダイがクリーニング待ちをしているところです。クリーナーはムレハタタテダイですね。…で、お察しの通り、撮影者はその邪魔をしているというところでしょうか(笑)。

 自然光撮影なので、画面各部の明るさは、まんまこのままです。…で、個人的にはこれでOKです(笑)。HDR(High Dynamic Range)を使ったりすれば、明部と暗部のバランスをコントロール出来るのですが、静物ではないので難しいし、この手のスナップフォトにそこまで手間をかけられないというのが現実的なところです。

 仮にここでストロボ撮影をするとしても、特に広角レンズで撮影する場合は、ストロボ光をできるだけ弱く、主要被写体の色が自然な感じで再現されている状態…という感じが好みなので、同じようなイメージを狙ったでしょうね。
 当初はデジタル画像の青被りしやすさがとても気になったのですが、最近は、それも水中らしくていいかな…と思ったりもしています。
 あと、設計の古いレンズのような周辺光量落ちも好きなんですよ。コンパクトデジカメなので、一眼レフ機のような高画質は望むべくもないのですが、けっこう楽しめてます。

 ただ、状況によっては、ストロボ光がもっと欲しいというケースも多々あるんですけど、コンデジのために新規にストロボ購入というのは、ちょっと考えられないというのが現状です(苦笑)。
2007/01/04(木) 23:20:15 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
いやいや~
 絵になってる。それも見慣れない新鮮さにも老獪さを感じます。
 物語にもなってる。ウツボは眼下の魚をねらってるのかな?
 魚達は松川さんの方が気がかりな様子。
被食者、捕食者、撮影者の三角関係が清々しい冬景色の中で
なんだか不思議な水墨画風に決まってますね。
 ただ、やはり周辺光量が・・・ないもの強請りですけど(´-`).。oO 
2007/01/04(木) 21:01:28 | divedeep | #BW6/sfyE[ 編集]
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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