Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

アカネキンチャクダイ / 井田





 
 なかなか見ることが出来ない魚や人気の魚を見つけたときはウレシイものだが、それにも増してウレシイ出遭いもある。
 今日、井田で遭遇したアカネキンチャクダイ。最初は後姿しか見えなくて、尾鰭に黒斑が確認できたことからキヘリキンチャクダイではないかと思ったのだが、体前半部に斑紋があるためアカネキンチャクダイであろうと判断した。しかし、このアカネキンチャクダイはかなり風変わりであった。通常は黄褐色の体に青いストライプが入っているのだが、この個体の場合、青い体に黄褐色のストライプが入っている。青色と黄色が反転しているのだ。この種の体色はけっこう変異が多く、個人的にもいろんなタイプを確認しているのだが、今回見た個体は、これまで見たどの個体よりも、インパクトがある。真っ青に輝く大きな魚体をひらめかせながら泳ぐ姿は迫力満点で美しかった。
 この個体、もう一匹居たキンチャクダイ(The キンチャクダイ)に、しきりにちょっかいを出していたのがオモシロかった。出来ることならもうしばらく見ていたかったのだが、去っていってしまったので、そこで観察終了。
 ちなみに、写真は、距離が離れた場所から撮影しているので鮮明度がイマイチだったため、少々きつめにコントラストをかけている。

キンチャクダイ科 / Pomacanthidae
アカネキンチャクダイ / Chaetodontoplus chrysocephalus (Bleeker, 1854)






アカネキンチャクダイ / 井田

体長20cmオーバー。独特な体色のせいもあって、なかなかの迫力であった。



キンチャクダイ / 井田

参考までに"The キンチャクダイ"。黄褐色ベースに青いストライプというノーマルストライプ。

キンチャクダイ科 / Pomacanthidae
キンチャクダイ / Chaetodontoplus septentrionalis (Temminck et Schlegel, 1844)



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2006/11/20(月) 00:17:47Fishトラックバック:0 コメント:2 / アカネキンチャクダイ / 井田
コメント
この記事へのコメント
> oka
 ほんと、凄いよなぁ…と俺は思ったよ。
 
 この体色は一匹でウロウロしていたときの状態だからノーマル状態と見て間違いないと思う。他のキンチャクダイにチョッカイ出しているときもこのままだったなあ。

 アカネの成魚の場合、体の模様はけっこう個性的なケースが多くて変化に富んでるはずなんだ。少なくとも、自分の経験からはそうゆう結論が導き出されているんだけど…。でも、それにしても、黄褐色ベースに青色の斑紋や縞模様という法則が崩れることは、まず無いんだよね。日本の海水魚あたりにも、けっこうはげしい色彩変異の写真が掲載されているけど、ほぼノーマルな斑紋パターンのまま色だけが反転しているっていうこの個体の体色の方がスゴイなあ…って感じる。白い体に赤い斑点があるサクラダイとか、白い体にオレンジ色の線が入ったクマノミってのと同じ事だもんなあ(そんなの居ないだろうけど(笑))。
2006/11/21(火) 19:03:37 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
これは!
この体色はすごいうですね〜!

アカネの成魚らしい成魚は見たことないんですけど、それにしても変わってますね。

色彩変異なんでしょーけどこんなにブルーが入るなんて。

キンチャクダイとかっていわゆる婚姻色とゆーか興奮色って出るイメージないですし、これもこちるにはノーマルな状態なんでしょうね。
見てみたいですねー。
2006/11/21(火) 07:56:53 | oka | #-[ 編集]
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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