FC2ブログ

Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

ミツボシクロスズメダイ / 大瀬崎





 
 ミツボシクロスズメダイの幼魚。幼魚のときは美しく…あるいは可愛らしく、成魚になるとそうでもなくなる…という例は、スズメダイの仲間に数多く見られる。まあ、これはスズメダイの仲間に限ったことではないし、美しいとか可愛らしいという評価も一般論においてという前提付きにするべきなんだろうけどね。ましてや興味深いかどうか…魅力的かどうか…という部分では、幼魚じゃなくてはダメなんてことはないし。…で、そんなふうにニュートラルな価値観を持って見てみても、なぜこんなにも変わってしまうのだろう?…という興味は湧いてくる。自然というのは上手くできているものなので、そこにはその方が生きていく上で有利だという必然性があるのだと思う。
 何かの本で読んだ話なのだが、鳥類や哺乳類の場合、赤ちゃんはほぼ例外無く丸っこいのだそうだ。そしてその理由は、丸っこいと可愛らしいからなのだという。子育てをする動物の場合、親が子供を見て可愛いと感じることが重要らしい。丸っこいものを可愛らしいと思うのは動物にすりこまれた本能だそうだ。そして、可愛らしいということは、時として、敵である捕食者にすら慈悲の心を呼び起こす効果があるらしい。トラがウサギの子供を見たときに、その可愛らしさから獲って食おうという行動に躊躇を覚えるというのだ。たしかにそうなれば、少なからぬディフェンス効果があるだろう。
 魚の場合はチョット違うような気がするのだけれどね。ミツボシクロスズメダイの幼魚を見ていると、ふとそんなことを思い出してしまった。

Copyright Matsukawa Soichi. All rights reserved.

2006/11/15(水) 02:00:14Fish trackback:0 comment:0 ミツボシクロスズメダイ / 大瀬崎
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する

トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック






Contrust scale (graduated 16steps)
コントラストスケール
sRGB - Gamma : Windows (2.2) - White point : 6500°k
1024 x 768 True color (32bit)
font size : medium




"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

当サイトに掲載されているあらゆる内容の無許可転載・転用を禁止します。
当サイトの内容は、日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。

Copyright Matsukawa Soichi.
All rights reserved.
Never reproduce or republicate without written permission.


Photographer Matsukawa Soichi

このブログで御紹介している画像は、基本的にノートリミング画像です。
ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。



copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.