Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

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 このイチジク浣腸のようなモノが何だかは、写真を撮るヒトならば、すぐに分かると思います。レンズに付いたゴミやホコリを吹き飛ばすために使うブロワーです。僕の水中撮影には、無くてはならない必携の小道具です。潜るときはいつでもBCDのポケットの中に入っています。どんな時に使うかというと、被写体に付いた砂粒などのゴミを掃除するのに使います。陸上で握ると空気が吹き出すのですが、水中で使うと水鉄砲のように水を吹き出します。
 まともに中世浮力を取ることが出来なかったり、フィンワークや海底への手の着き方といった動作を滑らかに行うことができないヒトが多い大瀬崎では、多くの場合、イザリウオなどの底生生物は砂をかぶってしまっています。砂をかぶっているのも自然な姿なんだからそれがいい…と言っているヒトも居たのですが、それは決して自然の姿だとばかりは言えません。平日の誰も潜る前の早朝に見かけるイザリウオなんて実にキレイなもので、砂をかぶったりしていないことも多いですからね。何と言ってもやっぱりキレイに撮ってやりたいですから。
 …で、砂を取り除こうと手であおったりしたら、もっと砂をかぶってしまったり、下手したらイザリウオそのものを吹き飛ばしてしまうことだってあります。そこで登場させるのが、このブロワーです。コイツでソ~ッと水流を送り込んでやると、ゴミや砂粒はキレイに取れます。激しくやらなければ生き物に対するストレスも少ないようで、そのせいで逃げてしまったりってこともほとんど無いです。
 やっぱり、ゴミが写っているのと、そうでないのとでは、断然後者の方がキレイです。特に砂粒なんてのはストロボ光に反射して白く光るので見苦しい場合が多いですから。
 余談ですが、写真を撮るヒトは被写体を独占してしまうので、凄く迷惑だというハナシをよく聞きます。まったくもってそのとおりで、時間が永遠にあるかのような撮り方をしているヒトが多いです。特に最近はデジカメを持っているヒトが多いので、海の中は大変なことになってます。デジカメの良さは、その場で撮影画像を確認できることなのですが、それが仇になっているようです。上手く撮れていないことが分かってしまうから、何度も撮り直してしまって時間がかかるんです。はっきり言って、たいして動かない被写体を撮るのに、同じカットを何枚も撮っているヒトはチョット対策を考えないとダメだと思います。ワンカット撮って結果を見れば、露出やストロボ光量をどれぐらい補正すれば良いかを把握しておくべきでしょう。それから、撮れない撮り方をしないこと。最短撮影距離よりも近づきすぎていたり、オートフォーカスが機能するのに充分な明るさが無い場面でピント合わせにもたついていたり…ってのが多すぎます。マクロ撮影のデータ取りなんて部屋の机の上でも出来ますし、ピント合わせに苦労するなら性能の良いライトでも購入するべきで、そうすることがエチケットだとも思います。初心者が下手なことに罪は無いですけど、それに甘んじてしまうことは充分に迷惑で罪なことだと思うんです。あと、そうさせているガイドも同罪ですね。
 同時に、写真を撮るにせよ、観察するにせよ、誰かが撮影したり観察しているところにきての待ち方や近付き方というのにも、エチケットがあると思います。真正面でこれ見よがしに待たれたりするとイヤなものだし、ましてや、撮影している被写体にライトの光を当てたり、砂煙を巻き上げたりするなんて以ての外です。僕はヒトが来たら、かなりアッサリと譲ってしまう方なんですが、邪魔されたら、かなり意地悪くなってしまいますね(笑)。先日も撮影していたら、思いっきり砂煙を巻き上げながら近づいてきたグループがいたのですが、その連中の態度にカチンときて、完璧に砂粒ひとつ舞っていない状態になるまで待って、それから落ち着いてじっくり撮影してからその場を去りましたから。まあ、そうゆう連中は自分たちが悪いって事にも気づかないだろうからしょうがないんですけど。
 良い待ち方ってのは、やはり心遣いによるものです。軽く存在を意識させる程度に撮影者に気づかせて後ろで待っているとかね。流れがあったら流れの下手で離れて待つべきでしょう。それでもしつこく撮っているヤツが居たとしたら、それは文句のひとつやふたつ言いたくなるでしょうけどね。
 そういえばチョット前に、お客さんにハゼの写真を撮らせていて、その場を去ろうとしたら、後ろで待っているヒトがいて、とても申し訳なかったことがあります。そのヒトは大瀬崎の写真撮りの中では5本の指に入るぐらいの有名人なのですが、こちらに気づかせないぐらいジェントルな待ち方をしていたとも言えるでしょう。その後、彼にはネタを出来る限り提供しようと思ったことは言うまでもありません。2003年12月27日でHPの更新が止まってますが、更新をお待ちしてます。
 また余談の方が長くなってしまった…。

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2005/01/11(火) 16:07:06Camera trackback:0 comment:0 マクロ撮影の必需品 vol.1
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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このブログで御紹介している画像は、基本的にノートリミング画像です。
ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。



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