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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

キンセンイシモチ (ドット型) 大瀬でよく見かけるタイプ
テンジクダイ科 / Apogonidae
キンセンイシモチ / Apogon properuptus (Whitley,1964)


 色鮮やかでキレイな魚というと、ハナダイの仲間や、いわゆるトロピカル系の魚たちに代表される原色系の体色を持った魚をイメージされる方が多いようだが、素材感と言うか、光沢感と言うか、一見派手ではなくても、よく見ると惹き込まれるような美しい輝きを持っている魚たちというのも少なくない。例えば、このキンセンイシモチなどは、伊豆で普通に見られる種なのだが、僕は最も美しい魚のひとつではないかと感じている。一度、その七色に輝く様をジックリと見ていただけたらと思う。現物はこんな写真とは比べようも無いほど美しい。特にナイトダイビングなどでライトの光に照らされた、イシモチの仲間はオパールのような輝きを放つので必見である。

 さて、今やあまりにも常識となっていることだが、このキンセンイシモチには2タイプの存在があることが知られている。この2タイプは別種ではないかと考えられていて、キンセンイシモチという和名の魚が2種に分かれる可能性が大きく、実に興味深いところなのだが、そのあたりは、熱心に探求されている方たちのWEBサイトがあるので、そちらをご覧ください。

 …で、どうゆう2タイプなのかと言うと、腹部の縦線がドット状になる「ドット型」と、実線状になる「ライン型」が存在するのだが、大瀬で通常に見られるほとんどの個体は、いわゆる「ドット型」である。…と言うか、僕は「ライン型」を確認できていない(苦笑)。要は情けない話で、興味がありつつもシッカリと見ることが出来ていないということなのだが、少なくとも、ふと思い立ってチェックしてみたりしたときなども、「ドット型」しか見つけることが出来なかったのだ。東伊豆では何度も「ライン型」を見ている。ちなみに、腹部の縦線以外には尾鰭中央に入るストライプもチェックポイントになる。
 では、大瀬に「ライン型」は居るのか?…ということになるのだが、これはもう確実に居る。すでに、知人達が確認し撮影しているので間違いない。…で、この日は、シッカリ探してみようと思い、あちこちのキンセンイシモチたちをチェックして回ったのだが、やはり「ドット型」ばかりしか見ることが出来なかった。…と言うか、「ライン型」を見れた!…と思ったのだが、写真で見てみると、どうもラインの明瞭感に欠け、「ライン型」だと言い切れるものではないのだ。むしろ、この後、ドットが明瞭になっていくかのような気配すらある(笑)。
 「ライン型」は南方系であると言われているので、これから寒くなってくると、探すのがよりムズカシくなってきそうなので、きちんと探さねば…と思ってはいるのだが…。


ラインっぽく見えたのだが…(苦笑)
テンジクダイ科 / Apogonidae
キンセンイシモチ / Apogon properuptus (Whitley,1964)


 ラインっぽく見えたのだが、これは点線。ということはドット型?…。


これも点線
テンジクダイ科 / Apogonidae
キンセンイシモチ / Apogon properuptus (Whitley,1964)


 これも点線…。


ドット型

テンジクダイ科 / Apogonidae
キンセンイシモチ / Apogon properuptus (Whitley,1964)


 これは明らかに「ドット型」。上の2枚と同じくらいのサイズの個体ということで…。


う~む…
テンジクダイ科 / Apogonidae
キンセンイシモチ / Apogon properuptus (Whitley,1964)


 う~~~む…

Copyright Matsukawa Soichi. All rights reserved.

2005/12/12(月) 21:07:12Fish trackback:0 comment:0 キンセンイシモチ / 大瀬崎
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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