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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

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ツルガチゴミノウミウシ / 大瀬崎
裸鰓目(ドーリス目) / NUDIBRANCHIA
ミノウミウシ亜目 / AEOLIDINA
アオミノウミウシ科 / Glaucidae
ツルガチゴミノウミウシ / Favorinus tsuruganus (Baba & Abe,1964)


 ウミウシを観察しやすい季節になりました。ガイドをしているときなど、小さなウミウシを見つけて紹介すると「どうしてこんなに小さいのを(見つけられるのか)!」と驚かれることが多いのですが、ウミウシ探しはわりとカンタンです(笑)。…じゃないと、いくらキレイだからといっても、こんなにブームと言えるほど人気が出たりしないですよね。
 まず、探し方のコツは、とにかく狭い範囲をシッカリじっくりと見ることです(最初は30cm四方ぐらいの範囲を30秒かけて探すぐらいのユックリペースが良いでしょう)。ウミウシは種によって棲んでいる場所が決まっている場合が多く、慣れてくるとシッカリ探すべき場所の傾向が分かってくるでしょう。例えば湾内の場合、ロープやコンクリートのケーソン・鉄製の生簀の枠・土嚢…などなど、海底にあるモノを探すと良いでしょう。特にヒドラやコケムシやカヤの仲間がついているような場所は、非常に高い確率でウミウシを見つけることができるはずです。米粒や胡麻粒サイズの個体も多いので、シッカリ凝視してください。出来ることなら強力な水中ライトを持っているとなお良いです。探すのにあまりにも時間をかけ過ぎると光を嫌うので逃げられてしまうことが多いのですが、シッカリ見ていれば、その逃げようとする動きが視野にひっかかってくるはずです。あと、浅瀬の石の裏面なども、最も数多くのウミウシを見つけることが出来るポイントなのですが、石をひっくり返すときは静かに、そして、隠れている生物がベラの仲間などに食べられてしまわないように気をつける必要があります。もちろんひっくり返した石はキチンと元に戻しておきましょう。

 さて、写真はツルガチゴミノウミウシ。ウミウシの卵を食べてしまうことで有名なミノウミウシの仲間です。当然、ウミウシの卵がある場所に居るわけで、このウミウシを見たら近くにウミウシの卵があったり、他のウミウシが見られたりする可能性が高いと言えるでしょう。また逆に、このウミウシを探すなら、ウミウシの卵があるところを丹念に探すというのが良い方法です。

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2005/12/09(金) 23:24:59Sea slag trackback:0 comment:0 ツルガチゴミノウミウシ / 大瀬崎
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。



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