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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

ネジリンボウ / 大瀬崎
ハゼ科 / Gobiidae
ネジリンボウ / Stonogobiops xanthorhinica Hoese et Randall, 1982


 一般的には地味な魚と思われがちなハゼの仲間ですが、ダイビングを始めてフィッシュウォッチングに目覚めると、ハゼを好きになっていく人が多いようです。そして多くの場合、そのきっかけとなるのは、このネジリンボウとの出会いであるようです。
 白と黒のストライプ模様は斜めにはいっているだけで、決してねじれてはいません。何かのテレビ番組で「ネジリンボウという名前の魚がいる」という事が「へぇ~!」と面白がられていましたが、ダイビングの世界にドップリと浸かってしまった僕には、何が面白いんだかサッパリわかりませんでした。魚の名前には、かなりヘンなのが多いのですが、そうゆうことに違和感を感じなくなっているとしたら、もはや一般人とは違った感覚の持ち主になってしまっているのかもしれませんね(笑)。
 しかし、外敵から身を守るなら地味なデザインの方が良いだろうに、なぜこんなに派手なんだろう?…と考えたことがあるのですが、ガイドをしていて、ネジリンボウを紹介したときのゲストの方のリアクションを見ていると、シマウマと同じで、ネジリンボウのストライプも保護色なのだと思うようになりました。距離にして約1.5~2.0m、目の前に居るネジリンボウに、なかなか気が付いてくれない人がホントに多いんです。「ネジリンボウが好き」だと自称する人の中にもそうゆう人が居たりするので、この縞模様にはカモフラージュ効果があるのでしょう。
 さて、ネジリンボウですが、今年は現在のところ幼魚の姿は見られないものの、越冬した個体をそこかしこで見ることが出来ます。サイズが大きいので見つけるのが苦手なヒトも簡単に見つけることが出来るはずです。ただし、逃がさないようにすることが大事なのは言うまでもありません。ハゼの仲間を探すときは、出来るだけ顔を海底に近づけて低い姿勢で探すと、逃げられてしまう可能性は低くなるでしょう。見えないと体を起こして高い位置から探そうとしてしまうのがヒトの性なのですが逆効果になります。もちろん撮影するときも同様です。できればホバリングしている美しい姿を撮影してあげたいものです。モニターやファインダーを見づらいからといって高い位置から迫ると、ネジリンボウは巣穴の出入り口付近にべったりと着底してしまうので、このハゼらしさを撮影することが出来なくなるでしょう。海底にカメラを置いてしまうぐらいの低いアングルからの撮影がベターです。
 
 

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2005/09/13(火) 23:42:40Fish trackback:0 comment:2 ネジリンボウ / 大瀬崎
コメント
この記事へのコメント
> あべちゃん
 コドモビッチャですか…(笑)
 おもしろい旦那ですね。
 オヤビッチャという名前の"オヤ"は"親"ではないようです。沖縄の方言で"オヤビッチャ"のことを"アヤビカー"と呼ぶそうなのですが、そこから変化して"アヤビカー→オヤビッチャ"と呼ばれるようになったらしいです。

 
2005/09/14(水) 22:16:28 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
 ネジリンボウかわいいですね。うちの旦那さんが前水族館でオヤビッチャという名前を見て、これってコドモビッチャもいるの? と言っていました。ダイバーじゃない人と一緒に魚を見ると面白い・・・ (^◇^)
2005/09/14(水) 13:13:37 | あべちゃん | #fDHGYfu6[ 編集]
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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