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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

カゴカキダイ
カゴカキダイ科 / Scorpididae
カゴカキダイ / Microcanthus strigatus (Cuvier, 1831)


 阪神タイガースが予想を上回る粘り腰を見せて首位を守っている。一時はチョット諦めムードになりかけていたのだが、こうなってくると目が離せない。
 30年以上阪神を応援しつづけている虎党の僕なので、黄色と黒のストライプには、並々ならぬ愛着がある。星野阪神が優勝したときなんかは、道路の進入禁止フェンスの黄色と黒の縞模様にさえ反応してしまったぐらいだ。だから、このカゴカキダイもいいヤツだなあと思う。縦縞ではなく横縞だったらもっと虎らしかったかな(笑)。阪神のユニフォームは縦縞だが、本当の虎模様というのは横縞なので、その方が虎らしいでしょう。前にも書いたが、魚の場合、頭を上にした状態で縦横を見るので、カゴカキダイの縞模様は縦縞なのだ。
 さて、チョット別の話を…。大瀬崎では、わりと普通に見られるカゴカキダイだが、実は増えすぎると個人的には困ることがある。好きな魚なのに増えすぎると困るというのは矛盾している話なのだが、それには理由がある。肉食性のこの魚、普段は小さな甲殻類なんかを食べていると思うのだが、どうやらソフトコーラルのポリプも食べてしまうようなのだ。あるとき、十数匹のカゴカキダイがウミトサカに集まっていたので、これはいいシーンだと思い撮影しようとしたら、ヤツらはウミトサカのポリプを突っつきまくり、あっという間にボロボロにしてしまったということがあった。おそらく、この種の食生活の中での優先順位の中で上位にくるものではないと思うのだが、それでも、数が増えすぎるとヤバイだろうと思う。大瀬崎のソフトコーラルの美的価値は非常に貴重なものだから。何事にもバランスが大事なのだ。
 あと、沖縄の友人が、カゴカキダイを見たことをとても喜んでいたことがあった。よく見られる魚なのに何故だろう?…と思っていたら、沖縄では水深100mあたりに棲んでいる魚で、目にする機会が少ないそうだった。ところ変わればいろんなことが違ってくるのであった。僕らが普通種とか、いつも見かける魚…と言っている魚たちも、それは大瀬崎や伊豆半島を基準にしてのことに過ぎない。違う言い方をすれば、いつも見かけているものこそ大瀬崎らしさだったり伊豆らしさだったりするということになる。そうゆうものを大事に見ていけたら良いなあと思う。


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2005/09/05(月) 17:07:43Fish trackback:0 comment:2 カゴカキダイ / 大瀬崎
コメント
この記事へのコメント
> TERUさん
 アンケートご回答ありがとうございます。こちらへの書き込みも大歓迎、ウレシイです。御要望いただいた"撮影の解説"、書こうとしてみたんですが、なんか偉そうな先生みたいな書き方になっちゃうんですよねェ(苦笑)。…と言うか、すでに時々そうなっちゃってしまって強く反省してるんですけど…。少なくとも、自分から書くんじゃなく、質問されたら答えるって感じの方が、書くための大義名分ができるんで、僕としては書きやすいです(笑)。
 このカゴカキダイたち、可愛かったですよ。並び方もイイでしょ?このときは、透視度が良くなかったんですが、海底付近だけクリアな水が入ってきていて、これは狙わなきゃ!という感じでした。わりとスッキリとした写真が撮れたので満足しています。
2005/09/06(火) 20:52:21 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
TERUと申します。

アンケートを機会に・・と思いアンケートを送らせてもらったんですが、ご丁寧なお返事をいただき感激しております。
そこで、やはりこちらにもカキコした方が良いのかなと思い、勇気を出してカキコんでますf(^^;)

このカゴカキダイの写真もいいですね。仲良く並んでいる感じが微笑ましいです。こんなふうに撮りたいなあ。
2005/09/06(火) 10:17:10 | TERU | #z7XDr28E[ 編集]
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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