FC2ブログ

Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

サクラダイ

FUJIFILM FinePix F30 f4.0 1/250 iso100



 真っ赤な体色に散らされた白い花吹雪…

 おっ!サクラダイの雄か!?…と思ったのだけれど、やはり、完璧な雄ではなかった。

 井田では今だに完璧な雄のサクラダイを見たことがない。

 写真だと分かりづらいが、背びれに雌(下写真)の特徴である黒い斑点がシッカリと残っている。完璧な雄カラーになると、この黒斑が消えて、雌だと黄色っぽい背鰭や尾鰭上部の色も真っ白になる。

 ちなみにこの個体の体色、興奮しているときは真っ赤になるものの、近くに雌が居ないと橙色っぽくなり白い斑紋も目立たなくなってしまう。

 しかし、行動は明らかに雄のそれで、威嚇ではなく求愛といった感じで雌に対してアプローチをしていた。


 体の大きさも大きく立派な個体なのだが、何が要因となって完璧な雄カラーにならないのだろう?

 サクラダイそのものの数が少なく、ライバルが不在なせいだろうか?

 井田にはサクラダイと同じように少数派のアカオビハナダイも居て、こちらは立派な雄カラーを見せてくれる。ここのアカオビハナダイはキンギョハナダイの大きな群れに混じっているので、その中での権力争いのようなものが刺激になっているのではないかと思ったりしている。

 サクラダイの居る水深(エリア)には他のキンギョハナダイは居ない。


 ここに載せるにはちょっと躊躇してしまうような写真なのだが、今後、完璧な雄カラーになるかどうかを見極めようと思ったので、現状の記録として載せておくことにした。

 ちょっとコイツを応援したいような気になっているのであった。


 ちなみに下は別個体の雌。


サクラダイ

FUJIFILM FinePix F30 f4.0 1/100 iso100


ハタ科 / Serranidae
サクラダイ / Sacura margaritacea (Hilgendorf, 1879)



Copyright Matsukawa Soichi. All rights reserved.

2011/09/06(火) 22:06:59Fish trackback:0 comment:0 サクラダイ
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する

トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック






Contrust scale (graduated 16steps)
コントラストスケール
sRGB - Gamma : Windows (2.2) - White point : 6500°k
1024 x 768 True color (32bit)
font size : medium




"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

当サイトに掲載されているあらゆる内容の無許可転載・転用を禁止します。
当サイトの内容は、日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。

Copyright Matsukawa Soichi.
All rights reserved.
Never reproduce or republicate without written permission.


Photographer Matsukawa Soichi

このブログで御紹介している画像は、基本的にノートリミング画像です。
ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。



copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.