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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

ガラスハゼ属の一種

FUJIFILM FinePix F30 f6.4 1/60 iso100



 ガラスハゼ属の一種の写真だけれど、この種について何か書こうというわけではない。

 近くにいるヨシオキヌヅツミのことを書く予定でもない。

 このターンを決める瞬間を切り取った撮影秘話を書こうというのでもない。このての写真は、ストロボがプレ発光するタイプがほとんどであるデジカメで撮影ではよく偶然に撮れてしまうもので、たまたまこうなっただけ。だから秘話も何も無いわけで、「狙って撮った」なんて、写真を知ってる人が耳にしたら鼻で笑われてしまうようなホラを吹くわけにはいかないしな…(笑)。

 今日はモンツキハギとニジギンポのことを書く予定だったのだけれど、そこで使う写真がまともに撮れなかったので、とりあえず面白そうな写真って事で、使ってみただけである。


 そう…、毎度バカ話ばかりしていると、マズイだろうということで、最近面白がって見ている、魚の生態について書こうと思っていたのである。


モンツキハギ&ニジギンポ

FUJIFILM FinePix F30 f4.0 1/100 iso100



 今季の井田ではモンツキハギの幼魚の数が多い。

 もともと死滅回遊魚の中では数が多い方なのだが、今季は過去に例が無いぐらい半端じゃなく多いのである。

 間違い無く1DIVEで100個体…いや…浅瀬中心に潜っているときは300個体以上は見かけているかもしれない。

 浅瀬の水温は29度を軽く超えることもあり、ここはいったいどこの海だろう???…という雰囲気になることもしばしばである。


 このモンツキハギ30個体以上の群れで浅瀬の海底をせわしなく移動しているのだが、ときどき群全体の動きがピタッと止まることがある。

 そして、みんな鰭を全開にしてクリーニング待ちの体勢でホバーリングするのである。

 …で、ホンソメワケベラでも居るのかな?…と思うのだが、姿が見えない。


 おかしいな?…と思い、観察していると、そこに居て怪しいのはニジギンポ。


 ニジギンポってクリーニングしたっけか?…と思い出そうとしたのだが、ちょっと記憶に無い…。

 あの体色、あのストライプだから、もしかしたらヤルのか?…いや…やらないだろう…などと思いつつ見ていると、いつの間にか、ニジギンポもクリーニング待ちの体勢でフワフワとホバーリングしている。

 …ん???




 南の海から伊豆の海に流されてきてしまったモンツキハギの幼魚たち…

 伊豆のニジギンポという種を知っているのかいないのかは定かではないが、目の前に現れたニジギンポの黒白ツートン縦縞模様を見て本能的にクリーニングしてもらえると思ってしまい、みんなでホバーリング…。

 ニジギンポは、なんだかよく分からないでいたのだけれど、モンツキハギたちのクリーニング待ちの体勢を見て「ハッ!これはもしかして、クリーナーが近くに居るのか!?」と勘違いしてしまい、自分もクリーニング待ちの体勢に…。結果、みんなで仲良くホバーリング…

 …という感じなんではないかと、勝手に想像してみたのだけれど…。

 それが正しいか否かは定かではない。

 ただ、その光景が、各所で頻繁に見られることは確かであり、見ていて面白いのであった。

 気になるヒトは見てみると良いのではないかな。


モンツキハギ

FUJIFILM FinePix F30 f4.0 1/100 iso100


ハゼ科 / Gobiidae
ガラスハゼ属の一種 / Bryaninops sp.

ニザダイ科 / Acanthuridae
モンツキハギ / Acanthurus olivaceus(Schneider, 1801)

イソギンポ科 / Blenniidae
ニジギンポ / Petroscirtes breviceps (Valencieenes, 1836)




 


 

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2011/08/13(土) 21:25:07Fish trackback:0 comment:0 ガラスハゼ属の一種
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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