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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

トウヨウホモラ

FUJIFILM FinePix F30 f6.4 1/60 iso100



 大型連休2日目、カレンダー通りでも3連休の中日、晴天でポカポカと暖かく海も超おだやか。

 例年ならダイバーはもちろんのこと観光客が押し寄せて大混雑の伊豆半島なのだが…。

 朝、沼津駅でお客様をピックアップして海に向かったときも普段よりもスイスイ…。

 帰りなんて、沼津市街までほとんど前方に他車の姿が無いというガラガラの状態。

 時が時とはいえ、いったいどうなってるんだろう???…と思ってしまった。

 もちろん、海も空いていて、オーソドックスなコース取りだったにもかかわらず、潜水中に他ダイバーにまったく遭わないという貸し切り状態。

 ウレシイようなカナシイような…。


 ちなみに、平日はもっと静かなので、このままではかなりヤバイ…と、出稼ぎに出かけることの多い今日この頃…。仕事をもらうとなると、こっちの都合でばかり動くのは義理を欠くことになるので、思うようにリサーチに出れないこともあってネタ不足…(苦笑)。

 …で頼みの井田DC三人衆から情報を聞くと、なかなか面白いネタがあれこれと…。ありがたいことです。



 大瀬で「今年はけっこう多い」らしいトウヨウホモラ。

 だけど深いし、井田で見つけるのはシンドイだろうなあ…と思っていたら、けっこう出ている。

 しかも、通常、大瀬で見られる水深の半分の深さ(浅さ)。浅過ぎるんじゃないか?…と思ってしまうぐらいに…。

 ウチはリスクを少なくしてジックリと見たい撮りたい…というスタイルなので、これはウレシイ!


 …とはいえ、俊敏かつ臆病かつ撮りづらい格好で隠れてしまうというこの甲殻類は被写体としてなかなか手強く、見ることが出来た3個体のうち、まともに撮れたのは写真の個体のこのときだけ。

 それだけにこの浅さには救われるのであった。


 レクリエーションダイビングの範疇を逸脱する広大な領域が間近にひかえる大瀬の場合、リスクと責任を負うことが出来るならば、こういった深場系の生き物を見ようと思えば見れてしまうのだけれど、井田の場合、環境的に普通に行動できる領域が限られてくる。

 それゆえに、僕的には水深40mオーバーで見るという認識であったトウヨウホモラのような深場の生き物を見るのは、イレギュラーケースを除いては、井田ではムズカシイだろうと思っていた。

 ところが、現実は逆で、井田は水深40mオーバーに岩礁域を持たないがゆえに、この魅力的な甲殻類たちが水深20mそこそこの場所に棲みついてしまっているのだ。

 まったく海というのはオモシロイ。

 ちょっと経験を積んだつもりになってイメージしていた僕の浅はかなセオリーなど軽く消し飛ばしてくれる。


 あ…、あと、ちょっと悪趣味的にほくそ笑んでしまうのは、この事実をチョットだけ悔しく思ってくれるであろう男がもう一人ぐらい居そうなことだったりする。


ホモラ科 / Homolidae
トウヨウホモラ / Homora orientalis(Henderson,1888)



Copyright Matsukawa Soichi. All rights reserved.

2011/04/30(土) 22:57:05Crab / Shrimp trackback:0 comment:2 トウヨウホモラ
コメント
この記事へのコメント
> 残念☆クロブチ さん
ホント、水深20mってのは意外でした。

コイツをこんなふうに緊張感無く見てしまっていいのか…と戸惑いましたヨ…(笑)。

出てしまってからいつも思うことなんですけど、案外こうゆうケースもありなんではないかと…。

僕は今まで探してさえいませんでしたから。

大瀬にクロブチ氏が居て、井田にユウスケ氏が居てくれたら、僕の被り系甲殻類撮影ライフはバッチリかな…と目論んでます…(笑)。
2011/05/01(日) 23:27:20 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
あ~ぁ…とうとう出ちゃいましたか…
そんな浅場で(>_<)

生息水深はしっかり守ってもらわないと
こちらの40mオーバーが悲しい結果に(^_^;)

後は、極小と極大が出ないことを祈っております。

背負っているモノもいいなぁ…ずるいなぁ…
2011/05/01(日) 10:13:28 | 残念☆クロブチ | #1.E5DkAA[ 編集]
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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