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「ついにメジロダコは“道具を使う”高等動物の仲間入りを果たした。無脊椎(せきつい)動物としては初の快挙だ」
…なんて研究者のジョークが専門誌に載ったことがあるメジロダコ。
まあ、ダイバーの間ではずっと以前から知られていたことだけど。
テレビなどでも何度か放映されたことがあるので見たことがあるヒトも多いと思う。
ココナッツオクトパスと紹介されていたかな。
このタコは自分が住まいにしている貝殻や瓶などをとても大事にすることで知られていて、移動するときも住まいを持って移動することがある。井田や大瀬でも、下に紹介した映像ほどダイナミックな動きではないものの、貝殻を持ち運んでいるシーンを何度か見たことがある。
ナショナルジオグラフィックの映像 ↓
http://news.nationalgeographic.co.uk/news/2009/12/091214-octopus-carries-coconuts-coconut-carrying/
今回も、大きな貝殻がのっそりと動いていたので見つけることができた。
でも、できれば貝殻の中から脚だけ出して歩くところを見たかったのだけれど、写真を撮影しているとストレスを感じたのか貝殻から出てきてしまった。
それでも、このタコらしいところは健在で、他のタコなら墨を吐いて一目散に逃げていきそうなところでも、住まいに対する執着心が強く、貝殻から離れてしまおうとはしない。
かわいそうだと思い、チョット下がって見ていたら、また貝殻の中に入り、貝殻ごと砂の中に潜っていった。
いつか、貝殻とか瓶ごと白い砂地を疾走するメジロダコを見てみたいものである。
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マダコ科
Octopodidae
メジロダコ
Octopus marginatus
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。
ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…
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