Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

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ミノウミウシ亜目の一種

OLYMPUS SP-350 f7.1 1/125 iso50



 ウミウシの季節である。

 ウミウシ層が分厚いとは言えない井田でも、狙って探せば2DIVEで30種以上は軽く見られる。


 …と言っても、シロ・アオ・サラサ・ミツイラメリ・サンカク・ウデフリツノザヤ・ニシキ・ミヤコ・コトヒメ・ヒロ・コミドリリュウグウ・イガグリ・アワシマオトメ・ハナオトメ・エダ・カンザシ・キイロイボ・ムカデミノ・アカエラミノ・ムラサキミノ…などなど、あと、クロヘリアメフラシ・アメフラシ・ミスガイ…地味なキヌハダ系とかフシエラガイ系とか…カヤに付くドト系あたりは、井田でもごく普通に見れてしまい、それだけで30種近くになってしまうんだけど…(苦笑)。

 問題はそこから先なのである。

ミノウミウシ亜目の一種

OLYMPUS SP-350 f7.1 1/125 iso50


 ウミウシマニアな人がその日に2個体目…3個体目を目にしたとしても、スルーすることなく、じっくり見てしまうようなヤツが、週に少なくとも3~4種出てくれたら言うことはない…。

 さらに言えば、その3~4種のうち1~2種類は、ウミウシマニアでなくとも興味を引かれるようなサイズと美しさを兼ね備えたヤツなら完璧かな。


 …で、目をショボショボさせながら、せっせとウミウシを探す今日この頃なのだけど、気合いを入れれば入れるほど、5ミリの世界から3ミリの世界へ…そしてさらなるミクロの世界に引き込まれていってしまう。

 しまいには、「これはウミウシのように見えるけど何だろう?」…と、とりあえずデジカメで撮影してみて、モニターでその画像を拡大してみて、「ほ~ら、やっぱりウミウシだった」というような狂気の世界に…。ちなみに、そんな感じで撮影してみたら、貝殻の破片とかゴミだったというケースも数え切れぬほど…(苦笑)。


 目で見て美しい・面白い・可愛い…と魅力的に感じたものを記録に残すというのが、僕の撮影のスタンスなので、それでは撮影に至るプロセスが全然違っている。これはもう異次元の体験と言ってもいいだろう。


 このミノウミウシの仲間も、最初は何だか分からなかった。

 ヒドラの軸の部分に何かが付いていて動いたような気がしたので、目を凝らしてよく見たのだけれど、小さ過ぎてまったく見えない…。仕方が無いので撮影してモニター画像を拡大してみたらウミウシだということが分かった。

 このウミウシがどれぐらい小さいか…

 ウミウシが付いているヒドラの軸部分の直径は少なくとも1ミリ以下であると言っておけばいいだろうか…。

 …で、ヒドラの軸はゆらゆら揺れてピントは合わないし、砂粒ほどのゴミが流れてきてそれが手前に付いたら、ウミウシが隠れてしまうという状況である。

 撮影し終わった後は、高速で移動するタカベやイサキの群れをフルキックで100mほど追いかけたときを上回る疲労感を覚える…。


 でも世の中には、こんな作業を嬉々として楽しんでおられる方もいらっしゃるのであった。心から尊敬しています。

ミノウミウシ亜目の一種

トリミング画像


裸鰓目 / NUDIBRANCHIA
ミノウミウシ亜目 / AEOLIDINA
ミノウミウシ亜目の一種 / AEOLIDINA sp.



お薦め本 『本州のウミウシ』
本州のウミウシ―北海道から奄美大島まで

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2011/02/19(土) 20:18:27Sea slag trackback:0 comment:2 ミノウミウシ亜目の一種
コメント
この記事へのコメント
> うみうしふぇち さん
どうもです。

いつもこうゆうのを見つけているうみうしふぇちさんはスゴイなあ…と。

だけど探し方を勉強させてもらったんで、僕も少しは探せるようになったかな。

この小ささはシンドかったけど…。
何ウミウシだかも分からないし…(苦笑)。
2011/02/20(日) 22:36:41 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
素敵です。松川さん本当に素敵です。
こういった美しい環境で撮る事ができるミノウミウシ、なかなか出会えませんし、このサイズ・・・もうたまりません。
このヒドラも撮影意欲をそそらせますよね~(^^)
私も『これウミウシじゃない?』って撮ってモニターで確認して違っている事良くあります。そして一人で笑ってます(^^;)

ミクロウミウシこれからも楽しみにしてます!!
2011/02/20(日) 17:26:17 | うみうしふぇち  | #.zxHueVw[ 編集]
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。



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