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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

オオウミウマ
ヨウジウオ科 / Syngnathidae
オオウミウマ / Hippocampus kuda Bleeker, 1852


 ここしばらく居ついてくれているオオウミウマ。オオウミウマらしくなかなかのサイズで、初めて見るヒトには驚きの大きさのようですが、大瀬崎に登場するオオウミウマの成魚としては、やや小ぶりという感じです。そうは言っても、よく見られるハナタツの10倍以上の量感はあるんですけどね。
 ちなみに、居ついていてくれていると書いたのですが、いつも微妙に移動してます。サイズがサイズだけに、ハナタツなどと比べると、その移動範囲も広く、なおかつ見てのとおり、周囲に溶け込んでしまいそうな地味な体色の個体のため、見失ってしまうこともよくあります。この日も、朝・昼・夕で居る場所が微妙に違ったようで、見ることが出来たヒトと、残念ながら見ることが出来なかったヒトが居たようです。
 そこで、ガイドとしてちょっとアドバイス。ガイドダイビングの良さは、高確率でその日のBESTのダイビングを楽しむことが出来ることだと思います。良いガイドは、潮を読んで、生き物達の行動を読んで、なおかつ、日々のリサーチと情報網を活かして、いろいろな生物やその生態、美しい光景を紹介してくれるはずです。
 でも、ガイドも目は2つしかありません。見える視界の範囲も無限ではありません。普通のヒトと同じなんです。例えば、半径2mのエリアをチェックしながら泳いでいるという状況があります(透視度や地形によって見える範囲は変わりますよね)。そんなとき、3m離れたところに居る生き物に気づくことが出来ない可能性があるということはカンタンに想像できると思います。あと、昨日見た…とか、2日前に見た…という経験が、ここに居るはずだという固定観念を作ってしまい、そのことが狙っているネタを見落とす原因になってしまうというケースもあります。慣れたゲストの方は、その辺をよく心得ていて、ガイドのチェック漏れをうまくカバーしてくれて、ハズレが少なくなるんですね。
 ガイドのペース配分や予定を乱してしまうという実は他の人たちに迷惑かけているような遅れ方をする自称「自分は慣れてるから大丈夫なダイバー」や、ガイドの前方に出てしまったりポジショニングが悪くて「ネタを逃がしてしまっているのに気が付いていないダイバー」という、困った人たちが居るのも事実です。
 でもやはり、そうは言っても、楽しみの基本は、自ら発見することだと思うんです。ガイドをうまく活用しつつ、自らもスキルアップしていくダイビングが出来れば、より海の中を楽しむことが出来ると思います。
 単純に、一人の目よりも、二人・三人の目で探した方が、いろんなものが見つかるはずだし、楽しいはずでしょってハナシなんですけどね。

オオウミウマ
ヨウジウオ科 / Syngnathidae
オオウミウマ / Hippocampus kuda Bleeker, 1852



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2005/08/16(火) 16:21:12Fish trackback:0 comment:0 オオウミウマ / 大瀬崎
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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