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定番的に人気があってミーハー的に騒がれる生き物…クマドリカエルアンコウとかニシキフウライウオとか…ウミウシだったらこのウデフリツノザヤウミウシとか…。
ベタな気がしてしまって、ついついココに載せるのに躊躇してしまう。
そうゆうのだけに注目がいくのが凄くイヤだというせいもある。
だけど、僕も好きな生き物だし、一種の逆差別のような感じになってしまうのもおかしな話だと思うし…と心は揺れ動き、いつもそのときの気分と勢いだけでUPする写真を選んでいる…(苦笑)。
この写真の個体を見つけたときはけっこう楽しかった。
岩の上をズンズンと這い進むコイツを見つけたのだが、バックにアカヤギがあったので「絵になるかな?」…と思いつつ、「イイ位置に来てくれ!」と念じながらジッと見ていたら、コイツはハッ!とするように急に止まり、いきなりこちらを向いたのである。
…で、「おおっ!なんていいヤツ!」と思ったら、最初は気付いてなかったんだけど、実は手前にコケムシがあって、それを食べるために立ち止まっただけだったという感じなんだけどね…(笑)。
産卵とか繁殖行動も面白いけれど、こんな些細なことでも、行動の意味が分かると何となくしみじみと面白く感じてしまうのであった。
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裸鰓目(ドーリス目) / NUDIBRANCHIA
ドーリス亜目 / DORIDINA
フジタウミウシ科 / Polyceridae
ウデフリツノザヤウミウシ / Thecacera pacifica (Bergh, 1883)
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。
ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…
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