Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Copyright Matsukawa Soichi. All rights reserved.

--/--/--(--) --:--:--スポンサー広告 スポンサーサイト

ベニカエルアンコウ

FUJIFILM FinePix F30 f6.4 1/60 iso100



 時期的に絶対にたくさん居るはずだ…と、昨日に続いてベニカエルアンコウ探し…。

 新たに3匹見つかった。

 どの個体も小柄で可愛らしい。

 今日はイロカエルアンコウとかウミウシカクレエビとかも見つかってウレシイ限りなのだが、やはり、地魚ががんばってくれなきゃだね。

 撮影不可能な場所に居るヤツも多くて紹介できないけれど、いちばん可愛かったこの白い個体は撮影することが出来た。

 ほとんど魚には見えない感じが素敵なのであった。




 …で、昨日書いた安全停止は5mとかじゃ深すぎるという話。

 文だけだと分かりづらいとの事なので、僕のコンピューターの表示を撮影してきた。

 このコンピューターは、現在の水深にあと何分間滞在できますよ…というNDL(無限圧潜水時間)だけでなく、窒素の吸収具合により12コンパートメントに分けた体組織ごとの窒素量をグラフ表示し、なおかつ、窒素を吸収中なのか放出中なのかを+-で示してくれる。

5m



 上画像は水深5.1mでの状態。まあ事実上水深5m…規定の安全停止深度。

 コンピューター画面の上の方に窒素量のバーグラフがあって、その上に+(プラス)と-(マイナス)の表示がある。

 12に分けたコンパートメントのうち左の6つ…窒素が吸収されやすく放出されやすい組織(脂肪とか)は、-(マイナス)が表示されている。これは窒素が放出されているということ。

 だけど、右の6つ…窒素が吸収されづらいけれど放出もされづらい組織(骨髄とか)は、+(プラス)が表示されている。まだこの水深では窒素を吸収しているということ。


3m



 参考までに水深3mでの表示。

 実はまだ4つのコンパートメントでは窒素が吸収されている。


2m



 さらに参考のため水深2mでの表示。

 なんとまだ3つのコンパートメントで窒素吸収中。

 現実的には、水深2mでめいっぱい窒素を吸収させようとしたら非現実的な長時間が必要になるので、関係無いと言えばそれまでなんだけど…。

 でも、5mってのは窒素を効果的に抜くにはチョット深すぎるのでは…ってことも分かると思う。



 ダイビングコンピューターを使ったダイビングでの問題は他にもある。

 例えば、水深20mで粘って撮影していて、その後、深度を上げていくと、水深10mあたりで、NDL(無限圧潜水時間)が120分とか90分って表示されて、「よし!これで安心!大丈夫!」って勘違いしてしまう人が本当に多くて、そのあたりがダイビングコンピューター使用法の大きな間違い。

 水深30mよりも水深20mの方が浅いから安全…って感じのステレオタイプの思考も危険。NDLだけを基準に潜っていると、水深20mの方が水深30mよりも危険になることも多々ある。

 実際に自分の体内にどの程度の窒素が吸収されているのかを把握していなければ、ダイビングコンピューターを使いこなすことは出来ないと言ってもいいだろう。

 減圧症にかかった人のほとんどが、コンピューターの表示するNDL(無限圧潜水時間)を守り、あるいは、減圧指示をしっかり守っていたにもかかわらず、減圧症に罹り苦しい思いをしているという現実を認識しておかないといけないよ…という話でした。


カエルアンコウ科 / Antennariidae
ベニカエルアンコウ / Antennarius nummifer (Cuvier,1817)
井田



Copyright Matsukawa Soichi. All rights reserved.

2011/01/22(土) 19:23:15Fish trackback:0 comment:5 ベニカエルアンコウ
コメント
この記事へのコメント
> TAKAHASHI さん
商談はメール(aquaspace@nifty.com)にて…(笑)。

井田・大瀬・etc…、どのツアーでも可です。
2011/01/23(日) 23:10:34 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
> yuki さん
どうもです。
かわいいでしょう!
大きく撮ってしまったんですが、とても小さいんですよ。

この膨らみは寄生虫じゃなさそうです。
このあと萎みました。
カエルアンコウもフグのように膨らんだりするんではないか…と疑ってます。
このとき、無造作にカメラを寄せてしまったんです…(苦笑)。で、ビックリさせてしまったのか…と。

このコンピューターいいですよ。
不満が全く無いわけではないですけど、現時点ではお薦めです。
おひとついかがですか?(笑)
2011/01/23(日) 17:06:31 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
いいーッ!!丸さ加減が群を抜いてます~♪♪すごい可愛いです!!
色もキレイですね。
今回のコは寄生虫とは関係ない丸みですか?


ダイビングコンピューターの話、大変勉強になりました。
撮影が下手なのでデコを出してしまう事もしばしば。
吸収、排出がわかるコンピューターっていいですね。
2011/01/23(日) 12:25:03 | yuki | #-[ 編集]
> TAKAHASHI さん
どうもです。

このベニいいでしょう!

コンピューター…、今はコレでしょう!
画面が大きいのも僕好みですしね。
やはり小さかったりで、チラ見しただけで情報確認出来ないのは使えません。

この機種は潜りに来られた方なら50%OFF…半額で出してます。
ボーナスを待たずとも…(笑)。
2011/01/22(土) 22:46:42 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
コンピューター
このコンピューター欲しいです!
でも高そうですね。
夏のボーナスかな(笑)

ベニカエルアンコウの写真も好きです。
ちょっとメタボ?
2011/01/22(土) 21:46:28 | TAKAHASHI | #6o.wO9ZU[ 編集]
コメントを投稿する

トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック






Contrust scale (graduated 16steps)
コントラストスケール
sRGB - Gamma : Windows (2.2) - White point : 6500°k
1024 x 768 True color (32bit)
font size : medium




"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

当サイトに掲載されているあらゆる内容の無許可転載・転用を禁止します。
当サイトの内容は、日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。

Copyright Matsukawa Soichi.
All rights reserved.
Never reproduce or republicate without written permission.


Photographer Matsukawa Soichi

このブログで御紹介している画像は、基本的にノートリミング画像です。
ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。



copyright © 2004-2005 Powered By FC2ブログ allrights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。