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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

ベニカエルアンコウ

FUJIFILM FinePix F30 f6.4 1/60 iso100



 水温14度、透明度20m以上…

 典型的な気持ちがイイ冬の海。

 特に狙いが無い場合、こんなときはついつい深場への誘惑に負けそうになる。


 アンコウ・キアンコウ・ホンフサアンコウ・ミドリフサアンコウ・アカグツ…

 不思議な容姿を持った深場の魚たちと過去に出遭ったのは、たいていこんなときだった。


 だけども、深場に行ってしまうと失うものも大きい。

 深場に滞在できる時間はとても短い。10分間もいれば浅場への移動を余儀なくされる。

 10分間と聞くと長く感じるかもしれない。でも経過時間10分で何かを見つけても、ほとんど何も出来ないうちに移動しなければならないのだから、実際には勝負はほんの数分で決まると言っていいだろう。

 そして、本来ならいちばん濃密な時間を過ごすはずの水深20m前後のエリアをほとんどスルーして、水深一桁mまで深度を上げねばならない。

 さらに、溜め込んだ窒素を抜くため安全停止(減圧停止)をしっかりやろうと思えば、実は水深5~6mではハーフタイムの長い組織には窒素が入っていくので深過ぎ。しっかり3mまで深度を上げるべきである。さらには、3mから0mまでを思いっきりゆっくり移動したい。

 そんな感じで潜っていると、やりたいことが出来なくなる可能性が高くなるのは明白である。



 今日は無理せず20m前後を流すことに…。

 そろそろ増え始めていいはずなのに、今季はなぜか少ないベニカエルアンコウの若い個体を見つけたかった。

 
 …で、なんとか見つけることが出来たのが写真の個体。100円玉ぐらいの大きさでとても可愛らしい。

 移動中だったので、この場所に居ついてくれるかどかチョット心配なのだけれど、とりあえず見つけることが出来たので一安心。きっと他にも隠れているんじゃないかな。



カエルアンコウ科 / Antennariidae
ベニカエルアンコウ / Antennarius nummifer (Cuvier,1817)
井田



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2011/01/22(土) 00:30:00Fish trackback:0 comment:0 ベニカエルアンコウ
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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