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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

キビナゴ

OLYMPUS SP-350 f3.5 1/160 iso50



 井田の海を特徴付けていることの一つに、タカベ・イサキ・イワシ・キビナゴ‥といった魚の群れの集まりがやけにイイことがある。

 もちろん大瀬でも魚群を見ることは出来る。物凄い群れに出遭った事も数え切れないほどにある。

 他の伊豆の海でも、度肝を抜かれるような魚群に何度も出遭っている。

 そもそも伊豆は魚影が濃いところなのである。


キビナゴ

OLYMPUS SP-350 f3.2 1/500 iso50



 そんな伊豆の中でも、この井田で見る魚群は独特だ。

 回遊性の魚たちの魚群というのは、多くの場合、やって来て去っていくのだけれど、井田の場合は高確率でエンドレスに魚群とともにいることが出来るのだ。

 1DIVE90分間、常に何万(何億?)という魚群の中にいるということも少なくない。

 魚群が太陽光線を遮り海の底が真っ暗になることもあるし、状況によっては邪魔になるぐらいのボリュームなのである。


キビナゴ

FUJIFILM FinePix F30 f4.0 1/125 iso100



 まだ、大瀬・IOP・富戸・安良里といったポイントに比べると知名度が低く、年間を通して通ってくるダイバーの数は極めて少ない海だけに、この物凄さは意外なほどに人に知られていない。

 しかし、魚群を見たい!魚群を撮影したい!というのであれば、この井田の魚群は、そんなダイバー向きの魚群だと言えるだろう。


キビナゴ

FUJIFILM FinePix F30 f4.0 1/185 iso100


ニシン科 / Clupeidae
キビナゴ / Spratelloides gracilis (Temminck et Schlegel, 1846)
井田



Copyright Matsukawa Soichi. All rights reserved.

2011/01/21(金) 21:00:00Fish trackback:0 comment:0 キビナゴ
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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