Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

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BALI +++ 01
Cactus Point / Tulamben Bali / Indonesia
2000.june.


 「ヤル気がある人がウチに続けて10回ぐらい潜りに来てくれたら、このサイトに載せてる写真ぐらい撮れるように全て伝授するんですけどね(笑)。」なんて、前回書いてしまったら、思いの外、反響があって、チョットびびりました(笑)。
 単刀直入に言って、これは本当です。でも、前提がいくつかあるだろうな…と思いました。
 まず、当たり前すぎることですが、基本的なダイビングスキルが身に付いていること。
 水中でジタバタせずに自分の体勢をコントロール出来ることは大前提になるでしょう。カメラを持つのはそれからでも遅くはありません。例えば、砂地での撮影で、砂煙を巻き上げないこと…、フィンワークに頼らず、浮力のコントロールで撮影体勢を作ることが大切なのですが、そのための練習を何回かやるだけで、苦も無く出来るようになることです。そういった基本的な部分を確実にこなすことが最も大事な事なのですが、残念ながら、そこらへんの練習をきちんとしている人というのを、あまり見たことがありません。
 そして、1から10までやることがあるとして、それを全てやり遂げること。スキルの上昇カーブというのは、教わることによって、急上昇します。特に最初の頃、1から5ぐらいまでは、目に見えてグングンとスキルアップしていくことが自分でも分かるはずです。今まで撮れなかったのが、それなりに撮れてしまうようになるわけですから「こうすればこう撮れるんだ!」「自分でもこんなに撮れるんだ!」というふうに、いちばん楽しく面白いのは、教わり始めたばかりの頃のはずです。…で、ほとんどの人は、そこで満足して終わってしまいます。多くの場合、上昇カーブを自ら止めてしまった人は、何年やってもそのままですね。でも、大事なのは5から10までの部分なんです。そこから先というのは、進捗具合が分かりづらくなってくるものなので、目に見える新たな達成感などが得づらくモチベーションをキープしづらくなってきます。教える方にしても、ド素人に対する場合と、ある程度撮れるべくして撮れる人に対しては、評価の言葉も変わってきます。楽しさよりも、じっくりと取り組むべき大事な時がこの頃だと思います。ここをクリアしなければ「きちんと撮れている…でも何か面白く無い…」「何か最後の詰めの部分が甘い…」…そんな結果になってしまうこととでしょう。それは、何故かと言うと、お手本の模写で終わってしまって、自分ならではの世界を完成することが出来なかったからだと思います。仲間内で「これいいねえ!」「スゴイねえ!」「上手に撮れたねえ!」と、ワイワイやるのもOKでしょう。それも写真という趣味の楽しさですから。何ら否定するつもりはありません。それはそれでいいんです。
 ただ、この人は伸びるだろうなあ…と思っていた人なのに、才能の伸びを自ら止めてしまっているのを見ると、とても残念に思うんです。
 アプローチの仕方というのは様々です。評判が良くてレベルの高い写真教室やクラブに入って、プロに指導してもらうのもいいでしょう。僕の知る限り、これがいちばん効果的だと思います。ちなみに、この場合、水中写真ではなく、陸上で風景などを撮っているところの方が良いでしょう。もちろん我流でも構いませんヨ。ただし、我流の場合は、勉強と実践に使う時間が膨大なものになるはずです。それこそ、10倍とか100倍といった時間やオカネがかかる可能性もあります(笑)。でも、それはそれで意味があることだってあるし、可能なら我流もOKだと思います。何と言っても趣味の世界ですから。
 いずれにせよ、大切なのは、もっと先まで行ける道があるのに、途中で横道に逸れてしまって、それ以上先に進まなくなってしまうようなことにならないようにすることだと思います。

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2005/08/06(土) 18:02:43diary trackback:0 comment:8 Diary 2005/08/06
コメント
この記事へのコメント
> 木戸さん
 こんなお時間に…、世界陸上観戦中ですか? 話は戻ります。そうです!継続です!半端なところで間違った自己満足をしないこと。僕の方は、とことんお付き合いする準備は、いつも出来てます。でも、ほぼ100%に近い確率で、いつも尻すぼみですけど(苦笑)。決してスパルタなんてことは無いですし、ノンビリとやってるんですが、そもそもの目標設定値が違うのか、ただ単に飽きてしまうのか…。
 多くの人は、僕から教わったということすら忘れているでしょう(苦笑)。でも、そんな感じでやっていきます。自分で撮影して、自分で問題意識を持って考えて、その意見をぶつけてください。考えられる限りのお話をしましょう。その中から、何かヒントやきっかけの様なものが出てくるとイイと思います。もちろん時には完成への最短距離をアドバイスすることもあるでしょう。でもそれは、例えばフォトコン対策とかの場合であって、自己表現の完成というのとは別物ですから。どうすればどうなるかという理詰めの技術論と、木戸さん自身の心に描くイメージの具体化のお手伝いができたらと思います。
 ご予約はメールが良いです。電話は取れないことが多いんで…。留守電にメッセージと連絡先を入れておいて下さってもOKです。いずれにせよ、こじんまりとやっているもので、「この日!」というのではなく、「この日か、この日か、この日か…」という感じで、候補日をいくつかご用意していただけると助かります。
 それではまた!
 
2005/08/13(土) 02:16:19 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
継続すること。自分の中でマンネリ化させないことですね。今のところの目的は、matsukawaさんのような写真を撮ることが出来るようになることです。いろいろ質問させていただくと思いますがよろしくお願いいたします。予約はメールが良いですか?
2005/08/13(土) 01:51:13 | 木戸 | #Roy543ko[ 編集]
> 木戸さん
 コメントありがとうございます。でも、褒め殺しはご勘弁を…。なんか、人の反感買いそうでコワイです。けっこう気弱なもんで(笑)。
 アドバイスにならないかもしれませんが、写真は撮れるべく撮れば撮れるというのが基本なんです。撮れない場合には、必ずそこに理由があるわけで、その理由が何かを知ることが出来るかどうかということと、そのことに対する対応策を持っているかどうかということです。もちろん、どうしても撮れない場合っていうのもあるわけで、そこでは諦めてしまうというのも重要です。貴重な時間の無駄遣いに過ぎませんから。でも、諦める必要がないところで諦めていたら、それも愚かですよね。そういった、ノウハウを伝えることが出来ればと思うのですが、実は、技術とかってものは、教え方よりも、習い方のほうが重要なんですよね。基本的に僕はわりと放任放置主義ですから(笑)。特に準備とかはいらないですよ。妙な意気込みも要らないです。急がず休まずコンスタントに続けること。そして、目的意識(テーマ)を持つことです。そうすれば結果は出ますヨ。
2005/08/12(金) 00:01:34 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
はじめまして
木戸と申します。
いつも楽しく見させてもらっています。
どこにコメントを書こうかと思ったのですが、写真の質問なので、この流れに乗せてもらうことにしました。
matsukawaさんは御謙遜されているのですが、あえて図々しく質問させていただきたいと思いまして。
おそらくこのブログを見ている方たちのほとんどが、matsukawaさんの写真は別格だと思われているのではないかと感じています。上のMiyaさんも書かれていますが、私も絵画的な美しい構図と被写体の生き生きとした表情に圧倒されてばかりです。同じような被写体を同じように撮ろうとしても、なぜか同じように撮れません。機材まで同じものを揃えたにもかかわらずです。というわけで、休みを取って10回ぐらい通って真剣に技を伝授してもらおうかと考えている次第です。つきましては、その前にやっておくべきことがあるのであれば、準備してから臨もうと思うのですが、何かアドバイスをいただけたら幸いです。よろしくおねがいいたします。
2005/08/10(水) 20:53:31 | 木戸 | #5hXauNE6[ 編集]
> Miyaさん
 はじめまして。このところいろんな方がコメントしていただけるのでウレシイです。ただ、あまり褒められても、褒め殺しにあっているようで、微妙な気分です(苦笑)。
 うまく言えないんですが、僕の写真って「普通」だと思うんです。自分で下手だとは思ってませんけど、スゴイ腕前だとも思ってません。前にも書きましたけど、スキルを持った人が、きちんと10回ぐらい練習して、撮るべくして撮れば必ず撮れるんですよ。あえて言うなら、僕の感性を受け入れてくれる人にとっては、僕と同じように感じてくれるので、気持ちがいいのかもしれませんね。そんな風に感覚を伝えたり共有したり出来ることは写真の良さなのかもしれませんね。コメントありがとうございます。
 ではまた、見に来てください。
2005/08/08(月) 04:36:35 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
はじめまして
Miyaと申します。私もいつもここを楽しみに見に来ている者です。ここに書くに当たって、matsukawaさんの写真の魅力は何なんだろうと考えてみました。どの写真もすばらしい絵画のような完成度を持っていることはもちろんですが、そういった技術的なことだけではなく、生き物たちの可愛らしさや、その場の雰囲気のようなものが、とてもリアルに伝わってくる臨場感が、matsukawaさんの写真の力強い個性になっているように思いました。きっと、matsukawaさんの目で見た世界が写真の中に表現されているのでしょうね。先日ある有名な写真家の撮影シーンをTVで見ました。変化する状況に対する厳しい視線と、愛すべき被写体に対する優しい視線が印象的でした。そのとき、ふと、matsukawaさんがカメラを通してコケギンポと向き合っている姿をイメージしてしまいました。これからも、見ていて微笑ましくなるような写真をたのしみにしています。
2005/08/08(月) 03:58:20 | Miya | #2icHXm02[ 編集]
 ムズカシイところなんですよネ。
 この手のことを書くたびに「ヤバイ…またエラそうなことを書いてしまった」と思います(苦笑)。否定的な意見ってのは、実は生産的じゃないことの方が多いって分かってるんですけど…。分かってもらえるとウレシイです。
 別にキビしくやらねばってことじゃないんですよね。出来るところから確実にじっくりと…。そして継続することだと思います。それが、自分自身のやっていることを大切にしていくということになり、何か結果として実を結ぶのではないかなぁ…と。
2005/08/07(日) 21:35:31 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
的確なコメントに、読んでいて耳が痛かったです。。。スキル的な問題、これってほんまに重要ですよねo 最近はデジカメも安価で入手できることもあり、Cカード取得後すぐに水中写真を始める人も多くなりましたよねo スキルもままならないうちに・・・というのは、ちょっとどこか違う気もしますo 撮る事に夢中になり、周りが見えなくなってしまっているダイバーもたくさんいますしねo しかし、TAKAもスキル的にはどうなのか?!matsukawa門下生にはなれない?!青くなりましたよ。。。(><)TAKAの写真も、今はまだ始めたばかりなのでみんな褒めてくれますが、TAKAは、そうではなくもっと突っ込んだ意見を聞きたいと思うのですo 何故ならば、自分が今の写真で満足していないからo 趣味であっても、真剣に取り組むということ、そして向上心を持ち続けることが大切なのですね! そういう心がけがあるからこそ、matsukawaさんの写真が生まれてくるのですねo TAKAも、よく見て、写真を撮れる人になりたいですo
2005/08/07(日) 17:46:06 | TAKA | #iT7J3SII[ 編集]
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。



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