FUJIFILM FinePix F30 f8.0 1/90 iso200
極小サイズのチョウチョウウオの幼魚が好きだ。
極小の"極"か否かの基準は、吻がチョウチョウウオらしい感じで突出しているか否かである。
成魚のミニチュア版って感じまで育ってしまうと、またちょっと別の世界。
1円玉にほんのチョット…おちょぼ口のように吻が付いているような感じ、あるいはほとんど吻の出っ張りが無いようなヤツがいい。
だけども、そういった極小サイズのチョウチョウウオの幼魚を見かける時期というのは、僕らにとっては繁忙期の夏真っ盛り。
お客さんもほとんどが初心者で、コンデジをBCDにぶら下げておいて仕事の片手間に撮る…ということが出来るような状況でもない。
なので、撮るのは泣く泣く諦める…ということになるのだけれど、今年はまだまだ水温が軽く23度オーバーというトロピカル状態。黒潮はけっこう離れただろうに、第2弾…第3弾…といった感じで、南方系のチビッ子たちが登場する。
おかげで、少しはロリータコレクションを増やせそうである…(笑)。
このチョウハンの幼魚は可愛かった。
チョウハンは伊豆に現れるトロピカルチョウチョウウオの中では少数派で、見れるとちょっと得した気分になれる魚。
単体で見ると、伊豆ロコのいわゆる並チョウに似ているようにも見えるけれども、ヴィビッドでコントラストがきつい感じが大きく異なる。模様の感じは、幼魚だとチョット違いが分かりづらいかな。
今年の伊豆は例年だと見かけない魚たちのオンパレードという状態だけに、まだまだいろいろ見られそうだ。
見る(撮る)なら狙い目は、現在の水温から、もう一段階ぐらい水温が下がった頃あたりだと思う。そうゆうときに、いちばんいろんなヤツが目に付くところに出てくるから。
楽しみ楽しみ。
チョウチョウウオ科 / Chaetodontidae
チョウハン / Chaetodon lunula (Lacepede, 1802)
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。
ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…
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