FUJIFILM FinePix F30 f8.0 1/60 iso100
今月の最初の週末だったかな…
井田DCのユウスケ君から、濃い橙色のオオモンカエルアンコウが居てカイメンへの擬態が凄いんだ…と、教えてもらった。
…で、そのカエルアンコウ、しばらく姿を隠していたのだけれど、ちょっと前に、またその場所に戻ってきているのを見ることが出来た。他にも2つほど見つけているので、この後も、かなり出てくるんじゃないかと期待している。
今日は、そのユウスケ君に教えてもらったカエルアンコウの写真をUPしようと思ったんだけど、そいつが、オオモンだかイロだか自分でも分からなくなってしまったので、ちょっと保留することにした。
そいつは、パッと見た感じの佇まいは、オオモンカエルアンコウそのものなんだけれど、ディテールの雰囲気はイロカエルアンコウ。僕は「コイツはイロだろう」と判断したのだが、画像を何度も見直しているうちに、分からなくなってしまう…という、いつものパターンに陥ってしまったというわけである。
…で、とりあえず、面倒なので、数値で判断してしまおう!ということになり、今日、もう一度撮影してきてからUPすることにした。
臀鰭・胸鰭・背鰭の軟条数を数えれば、とりあえずの答えは出る。
イロカエルアンコウなら、各7・10・12本
オオモンカエルアンコウなら、各8・11・13本
…である。
面倒な作業だなあ…(苦笑)。
というわけで、今日は、上の写真をUPすることにしたのだけれど、コイツもちょっとやっかいだったことを思い出してしまった。
いつもなら、オニカサゴでいいだろう…としてしまうところなんだけど、実は明確な回答を自分の中で出せていない種で、何年か前から、チョット様子が違うヤツがいるなあ…と気になっていた。
オニカサゴの仲間では紛らわしいヤツが4種類いる。
オニカサゴ・オニカサゴ(沖縄タイプ)・ウルマカサゴ・ミミトゲオニカサゴだったかな…。
この見分けが、全く出来ない自分が、オニカサゴと断言してしまって良いのだろうか…と。
…なので、いちおう、いつものように?マークで勘弁してもらおう…(笑)。
今年みたいな年は、南方系のオニカサゴの仲間が居ても不思議じゃないからね。
フサカサゴ科 / Scorpaenidae
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こんなネタに食いついてくれるなんて感謝感激です!
あきらかに何だか違うぞ…ってヤツ、いますよね。
ちなみに、ミミトゲオニカサゴだったとしたら、胸鰭の内側の模様を見れたら他の3種との違いが分かるらしいんですが、オニカサゴの胸鰭の内側って…ハードル高いですよね…(苦笑)。
あと、背鰭の棘の長さなんですが、確認できるような写真を撮れるかなあ…。
…で、こちらこそ、いつも美味しい情報ありがとうです!
多種に比べて、吻が短め、体高が高い、全体的にずんぐりむっくりって事でミミトゲオニカサゴ!って思ってたんですが、実際は軟条数とかで見ないとダメなんですよね、、、。
また日向ぼっこしながら色々と教えてくださーい!!
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。
ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…
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このブログで御紹介している画像は、基本的にノートリミング画像です。
ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。