FUJIFILM FinePix F30 f6.4 1/100 iso100
現在水温は24~25度ぐらい。
夏場に比べると水面直下の水温こそ下がったものの、深場はむしろ高くなっていて、ロクハンカブリでなら最高に快適に潜れる状態。
魚たちも活性が高く、成長速度もすごく速い!
チョット前までは、1~2cmぐらいしかなかった幼魚たちが、あっという間に2倍~3倍…種によってはもっと大きく育っている。
写真は伊豆では初見のギチベラの幼魚。
最初に見たときは1cmぐらいの極小サイズだったのだけれど、今はご覧の通り…4cm強…ぐらい。
幼魚フェチとしては、ここまで育つと、素敵なシチュエーションでもない限り、いまいち撮影に熱くなりきれないのだけれども…(笑)。
それでも、特徴的な模様にはそそられるものがあるかな…。
とても臆病で、いつでも石の隙間に隠れられるようなポジションまでしか出てこない。
…で、よーく見ていると、50cm四方ぐらいのエリアの中に6箇所ぐらい顔を出す隙間があることが分かる。そこを、もぐら叩きゲームのような感じで、出てきたところを狙って撮影することになるのだけれど、真正面かやや後姿の写真ばかりを量産することになり、なかなか真横からのカットは撮らせてくれないのであった。
かろうじて…という感じで撮れたのが上の写真なんだけど、イマイチやねえ…(苦笑)。
でもまあ、記録ってことで。
記録といえば、こうゆうの(下写真↓)も記録している。
Theクマドリ。
伊豆ではクマドリというとクマドリカエルアンコウのことのように思われがちだけれども、本名"クマドリ"というのはこっちの方。なかなかエキセントリックなデザインだし、伊豆での稀少度もこっちが上。もっと関心を持たれてもいいと思うんだけれども…(苦笑)。
この魚もとても臆病な魚で、寄らせてくれないことではギチベラどころではなく、よほど機嫌が良い個体でもない限り、コンデジでの撮影はかなり困難。南の海で見かけたときなんかは、もうちょっと協力的だったようなイメージがあるのだけれど、なぜか伊豆で見かけるクマドリはみんなシャイなのである。
1DIVEをこいつだけに狙いを絞って…なんて感じで撮るのなら別として、コンデジで素早く記録に残すのが目的ならば、この写真程度でもOKだと思う。無理にイイ図鑑写真を撮ろうとして逃げられて撮影できなかったら何も残らないからね。ケースバイケース…ということ。
FUJIFILM FinePix F30 f6.4 1/100 iso100
写真上
ベラ科 / Labridae
ギチベラ / Epibulus insidiator (Pallas, 1770)
写真下
モンガラカワハギ科 / Balistidae
クマドリ / Balistapus undulatus (Park, 1797)
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。
ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…
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