Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

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イバラタツ / 田子

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 どうして船酔いや波酔いをしてしまうのか?

 それは、いわゆる通常の状態と異なる不安定な状態によって、自律神経が刺激されてしまうからである。


 その不安定さを感じるのは、目と耳と筋肉。


 波で揺れる海藻の動きを見ていて酔ってしまうのは、目からの刺激によるもの。

 波に揺さぶられることによって酔うのは、平衡感覚を司る耳の奥にある前庭と三半規管からの刺激によるもの。

 そして、人間は筋肉の伸び縮みによって身体の状態を感知するのだが、きちんと状況に対応できるスキルを身に付けていなかったり、慣れていなかったりすることによって、その状況に対しての実際の筋肉の伸び縮みとイメージする状況が異なってしまうと、自律神経は異常であるという刺激を受けることになる。

 つまり、どんな状態でも、それが通常の状態であると自律神経に認識させることができれば、酔いは生じないということである。


 酔い止めの薬というのは、脳から分泌されるヒスタミンをブロックすることによって嘔吐中枢への刺激を抑える作用と、自律神経が興奮するのを抑える作用によって、直接に酔いを抑えるものである。

 しかし、効果はまちまちであるようだ。

 僕も以前は、よく酔い止めの薬を飲んだけれど、効く時も聞かない時もあった…(苦笑)。

 同時に、酔いというのはプラシーボ効果が発揮されやすいものでもあり、酔い止めだといってビタミン剤を飲ませただけで、酔わなくなったりする例も多々あるという…(笑)。

 やはりメンタル面の影響が大なのだろう。

 だから、一番効果的なのは、「慣れ」なんじゃないかな…と思う。

 酔うような状況に慣れることによって、その状況を異常なものではなく通常のものにしてしまえば、自律神経が刺激されることは無くなり、最終的には酔わなくなるだろう。

 そして、「経験を積む=慣れる=スキルの上達」ということであれば、前回書いた筋肉からのイレギュラーな刺激も発生しないはずである。なぜなら、スキルは筋肉がコントロールされた状態であることによって成り立つものであるから。


 酔いに悩まされている皆さんは、時間をかけてでも…少しずつでもいいから、がんばってみるのが大事なんじゃないかな。

 まあ、最初は負荷がかからないところから始めて、徐々に徐々に、少しずつ慣れていくとかね。

 浮力のコントロールや、水中でバランスを取る練習や、泳ぐ練習をたくさんやった方がイイでしょう。

 かなり車に酔いやすいヒトでも、自分で運転しているときはあまり酔わないでしょう。それは、動きを自分でコントロールできて、なおかつ、その動きに対する力(遠心力や反動など)を予測できれば酔わないってことなんだと思う。  

 あとは、夢中になって楽しめること。

 生き物に興味を持って一生懸命探したりするなんてことも、ネガティブな心理状態から自分を遠ざけてくれることになるのではないかな。
 


ヨウジウオ科 / Syngnathidae
イバラタツ / Hippocampus histrix (Kaup,1856)




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2010/09/19(日) 23:35:54Fish trackback:0 comment:0 イバラタツ / 田子
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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