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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

オトヒメエビ / 井田

FUJIFILM FinePix F30 f6.4 1/60 iso100



 たまたま偶然…というのではなく、あえてウチを選んで潜りに来てくださる方には、水中写真に取り組んでいる方が多い。

 経緯は様々だろうけれど、このBLOGを発掘して来てくださる方も居れば、写真を撮っている方の紹介で来られたりする方も居る。

 マジメな話…、水中撮影のことなら、基本的な理論から、撮影法やセオリー、ギミックに至るまで、たいていのノウハウは教えられると思う。

 だけど、フラリとやって来られて、いきなりバイアグラみたいな効果を求められても、ムズカシイ場合が多いかもしれない。

 ちなみに、バイアグラがどう効くのかは試したことが無いので分からない。ある方が、ウチに写真を撮りに来たときに、問題点だと思われたところを修正してあげたら、それがわりとうまくいったらしく、「バイアグラみたいだ」と言われたので、言ってみただけだけなのだけれど…(笑)。

 その方の場合は、ダイビングスキルが高い水準に達していたので、すんなりと、撮影に関してのアドバイスを伝えることが出来たというのが実際のところ。

 水中写真の撮影は、まず、キッチリと中世浮力が取れているとか、ビシッとホバーリングで静止できるとか、静かにスムーズなボディコントロールができる…といったところが前提として無ければ、どうにもならない部分だらけになってしまうというのが現実である。

 あと、僕は、ガチガチに「こうしなさい!」というような教え方は好みじゃない。

 撮影者の目で見た世界を表現して欲しいし、個性を活かしてもらえるのが望ましいと思っている。

 だから、何本か一緒に潜って、その人の方向性を分からないことには、即効性のあるアドバイスが出来ないこともある。何をどう撮りたいのかが分からないことには、どのゴールを目指せばいいのか分からないのである。


 …で、僕は潜るときに、自分の目で見て「イイなあ!」と思うシーンを探してください…というようなことを、いつでも繰り返し言っている。

「とりあえず、旬のいいネタとか探しづらい生き物なんかは僕がいくつか見つけますんで、『撮りたいな…』と思うものを自分の目で探して下さい」という僕のセリフを聞いた人は少なくないでしょう。

 そうすることによって、伸ばしていくべき方向性も見えてくるし、どこをどうすれば良くなっていくかも見えてくると思うんだけどな。



 写真はオトヒメエビ。

 紅白のボディカラーと長く伸びた白い触角が魅力的で美しい伊豆の定番的エビである。

 よく見られるので撮影できる機会が多いし、クリーニングなど生態的に興味深いシーンも見せてくれる…。このエビを徹底的に狙うというのもオモシロいと思うのだけれど、なぜか、あまり人気が無い…(苦笑)。

 なぜみんな撮らないんだろう?…と思っていたのだけれど、僕もあまりここにUPしていなかった…(笑)。

 …というわけで載せてみたのだけれど、まだ先日の泥が溜まっているせいで背景が美しくなくてチョット気になるかな…。

 岩肌のトーンが締まった感じであれば、もっとイイ感じになっただろうと思う。

 でも、撮っておかないと、どうゆうポーズでいるところをどうゆうアングルで狙うのが格好イイかって事は分からないからね。そうゆうことの積み重ねが、一瞬で勝負しなきゃならない時に生きてくるってものじゃないかな。



オトヒメエビ科 / Stenopodidae
オトヒメエビ / Stenopus hispidus (Olivier, 1811)



Copyright Matsukawa Soichi. All rights reserved.

2010/09/04(土) 00:00:01Crab / Shrimp trackback:0 comment:0 オトヒメエビ / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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