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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

ミナミハコフグ / 井田

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 とりあえず、ミナミハコフグの幼魚…ってことにしておこうかな…(苦笑)。


 実は、このステージのこの画像程度だけでは、ハッキリと断言することはできない…というのがホントのところ…。


 まっ黄色なボディに明確な黒色班のみで、ハコフグに見られる青い斑紋が見当たらなければミナミハコフグとしてしまいがちなのだけれど、過去の定点観察では、これぐらいの(青い斑紋が見当たらない)感じから、その後、ハコフグ化していった例を何度か見てしまっている。

「こいつはミナミハコフグです」と言い切れる決定的な要因が無い。

 分類に首を突っ込むと面倒なことが多いのである…(苦笑)。


 でもまあ、ハコにせよミナミハコにせよ、コイツは可愛らしい。

 本当に可愛らしい。


 これからダイビングを始める初心者が多いからというのが大きなファクターなんだろうけど、この夏、ウチに潜りに来たダイバーの方々からの人気度で言えば、間違いなくナンバー1だ。
 

 クマドリカエルアンコウよりも、ニシキフウライウオよりも、イバラタツよりも、オオウミウマよりも人気があった。


 知識や経験によって形成された感覚ではなく、本能的に感じる魅力によるものなのだろう。

 初心者の頃に持っているピュアな感性を時間とともに失っていくことは少なくない。

 そんな感性を無くさないで欲しい。

 その上で、知識を得ていき、経験を積み重ねていって欲しい。


 珍しいらしいから…とか、皆が見たがる魚だから…という理由付けを悪いとは思わない。


 だけども、情報によって染め上げられた価値観だけに走ることに、感性の豊かさを感じないのも事実。

 ブランド志向の愚かな側面と相通じるものを感じてしまう。


 自分で何かを感じ、そこから世界を広げていくことができる…、皆がそんな感性を持っていたら、いろんなオリジナルがあったら、もっとオモシロくなると思うんだけどな。



ハコフグ科 / Ostraciidae
ミナミハコフグ / Ostracion cubicus (Linnaeus, 1758)




Copyright Matsukawa Soichi. All rights reserved.

2010/08/27(金) 11:23:50Fish trackback:0 comment:0 ミナミハコフグ / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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