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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

ホシギンポ / 井田

FUJIFILM FinePix F30 f6.4 1/100 iso100




 遅めの1本目が120分間オーバーのロングダイブになり、少々身体も冷えてしまったし、今日は1本で切り上げよう…と着がえを済ませ、から揚げ定食を食べて、すっかり寛ぎ気分…。防波堤からボーっと海を眺めていたところに、ユウスケ君が上がってきた。そして、僕に気づくと「ホシギンポが卵産んでますね!」と、大きな声で教えてくれた。

 そういえば今日はチェックしていなかった。

 ちょうど潮が干潮いっぱいから上げてきている頃合…まだ間に合う。

 カメラを用意して、水着には着替えず短パンのままで撮影することにした。

 水深はふくらはぎぐらい。巣穴は水面から30cmぐらい上に出ていて、時々波をかぶる感じ…。

 なんとかなるだろう…と撮影に取り掛かったのだが、上げ潮で思ったより波が力強い。

 いきなり腰ぐらいの高さの波を食らってパンツまでびしょ濡れになってしまった。

 そこから先は開き直って撮ったけどね…(苦笑)。


 
 ホシギンポの産卵は7月に入るあたりから…というイメージがあって、チェックが甘くなっていたのだけれど、今年は水温の上昇が早い。浅瀬の水面付近は軽く25度はある。海の生き物の繁殖行動は水温変化の影響を強く受けるのだろうと感じているのだが、やはり、そうなんじゃないかなと思わされる今回のホシギンポの産卵であった。

 でも、思い出してみると、数日前に怪しい動きを見ていたんだよなあ…。まだ早いだろうと高をくくっていたのが甘かった。生態観察は日々の地道な積み重ね以外に王道無しである。


 今日の写真は水中写真ではない。他にもこのところダイビングでの撮影じゃない写真が多くなってきていて、ダイビング屋としては、UPするのに迷うところでもあるのだけれど、一連の流れとしてダイビング無しでは完結しないところでもあるし、ダイビングで観察&撮影している生き物の1シーンとしては、これもありかな…ということで見てもらうことにした。

 水から上がってしまっても、極端な長時間の乾燥でなければ、身体の表面の粘液によって水分を確保できるというホシギンポの特徴も分かってもらえると思う。
 


ホシギンポ / 井田

FUJIFILM FinePix F30 f6.4 1/100 iso100



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2010/06/15(火) 23:03:45Fish trackback:0 comment:0 ホシギンポ / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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