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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

カイカムリ科の一種 / 井田

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 今日はいろいろ撮ってきたので、「さて、どれをUPしよう?」…という感じなんだけど、やはり、何だかんだ言っても、メールとかコメントとか…レスポンスがあった辺りを載っけたくなるのが人情というもの…ということで、懲りずにカイカムリ科の一種を。

 さんざん探しまくって、やっとのことで見つけたこのタイプ。

 ホヤみたいなのを被ってるところなんか南の海で流行っているオガサワラカムリ風だけど、伊豆ダイバーとしてはこっちの方がカワイイと思えてくる。

 おそらくコイツは、見た感じ、前に見つけたアイスクリーム頭と同じ種なんではないかと思う。なかなかセンスがイイ種である…(笑)。

 …で、とりあえず2個体見つけることが出来た。


 ありがちなパターンなんだけど、何かを探そうと思ったとき…。それがホントに其処に1個体いるのみ…なんてケースは別として、今回のように、何匹いるのか分からないけど(おそらく複数いるであろう)このタイプを見たいなんて思ったとき。そして、すでにある個体が確認されているんだけど、なかなかそいつが見つからないなんていう場合。

 そのすでに確認されている個体を徹底的に探すというのも一つの方法だけど、僕の場合は、そいつをある程度探して見つからなかったら、その居たとされている場所の環境を頭に入れて、他の似たような場所を探しながら移動するという方法をとったりすることが多い。

 同じところばかり探していても変化が無くてオモシロくないし、ただ移動しているだけというのも物足りない。そして、やはり、教えてもらって見つけるよりも自力で見つけるという方がモチベーションが高まるってものでしょう。

 そして、そうやって試行錯誤した見つけるためのアプローチの仕方を、ああでもない…こうでもない…こうすればいいのでは…と、同好の仲間と語らうのもまた楽しかったりするので。



 …で、

 潜る方の多くは、プロでもアマでも、情報を聞いて、それを見に行くということに終始するというケースが少なくないです。ガイドと一緒に潜っても、何かを紹介されたらそれを見て「めでたしめでたし」という感じで完結してしまうケースがほとんど。それだと、本当の楽しみの10%とか20%とかぐらいしか楽しめていないんじゃないかな…と思う。

 もちろん、それ以外にも見てるし探してる…と言われる方も多いと思うけど、ちょっと分かってるヒトが潜ると、現地ガイドも「おっ!」っと思うようなネタを見つけちゃうことがよくあるということを考えると、やはり分かってるヒトとそうじゃないヒトでは楽しみ方がチョット違うと思う。

 別に「凄いネタを探せ!」って言ってるんじゃないですヨ…(笑)。単に、いろいろある楽しみ方の中の一つとしての提案です。 

 やはり、何かをそこで見たということだけで終わらせないで、その先のオモシロさを味わって欲しいという事。せっかく何かを見たのなら、そこからさらにより多くのオモシロさを見つけて欲しいって話です。たまたま目の前に居たものを見るというだけでなく、考えて…読んで…推理して探す楽しさを知って欲しいと思ってます。

 生き物がそこに居るということは、絶対に何か理由があるはず。もちろん、たまたま通りすがり…ってこともあるかもしれないけど、ほとんどの場合、生き物は、その場所が安全だとか、快適だとか、食べ物が手に入るとか…、理由があってそこに居るもの。

 その理由をチョット考えるだけでもウォッチングの奥ゆきの深さが変わってくるし、何よりも『自分で何かを見つける』という素晴らしい喜びを得る可能性が高まるものだから。



カイカムリ科 / DROMIIDAE
カイカムリ科の一種 / DROMIIDAE sp.



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2010/05/13(木) 00:00:00Crab / Shrimp trackback:0 comment:2 カイカムリ科の一種 / 井田
コメント
この記事へのコメント
> yuki さん
 マイ○○、いっぱい見つけてください!

 近年はカメラを持ったダイバーがとても多いので、以前のように次から次へとネタをお見せする…というガイドスタイルではなく、よりシッカリと生き物と向き合ってもらうという感じが多くなってきました。

 水深20mで10種のネタを紹介しても、全部をじっくり撮ることは出来ないですから。

 …で、

 さらに僕が理想としているのは、ゲストの方が自分の目で見つけてベストショットを手に入れることが出来る場と時間を提供することです。

 一歩間違うと、ただの放置プレイになりますけど…(苦笑)。

 でも、それは、僕が海外なんかに行ったときに現地のガイドに望むことなんです。

 あえて言うなら1本ごとに『極上ネタ一品』と『自由』を…という感じかな。

 もちろんダイビングスタイルは人それぞれなんで、要望に応えることが第一ですけどね。

 ただ、僕は写真の価値の半分以上は撮影することよりも、素晴らしい瞬間を見つけることだと思っているんで、写真を志す方には、やはりそのあたりを磨いてもらいたいなと思ってます。そのためのお手伝いはいくらでもします。

 そして、一期一会を楽しんでもらえたら最高ですね。
2010/05/13(木) 23:08:33 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
毎日潜れる環境に無いゲスト側としては撮影枚数0となる危険性を含んでいますが、、、、やはり自分でアレコレ想像して見つけたマイ〇〇は格別です
理想はガイドさんに対してネタ提供出来るものを見つけられる事かな?お世話になっている分チョットした恩返しみたいな(^^ゞ
それはもちろん自分が興味あるものに限られますが(笑)
そしてそれはレア生物でなくとも読み通りのトコにいてくれて自分の目に入ってきてくれた時には何かに感謝したくなっちゃいますね

初見は先入観無く構図や背景や開拓出来る気もするし…後から同じ被写体で素晴らしい写真見て涙する事も多々ありますが。。
出逢いって偶然?必然?の産物だったりするので一期一会を楽しみたいです
2010/05/13(木) 01:12:57 | yuki | #-[ 編集]
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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