Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

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アマクサアメフラシ / 井田

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 多くのダイバーにとってのアメフラシの存在…猫またぎとはまさにこのことだろう…(苦笑)。

 でかい・数が多い・グロテスク…

 僕の短くはないガイド暦の中で、アメフラシに対するネガティブな印象を耳にすることは多くても、賛辞を耳にしたことはきわめて少数である。

 延べ数千人のガイドをしてきて、正直言って顔も名前も覚えていない方も多いのだけれど、アメフラシ肯定派の方の顔だったらスッと思い浮かべることが出来てしまうぐらいに少ない…(笑)。

 ある意味、画期的ともいえるウミウシブームがあり、ウミウシと名が付けば今までほとんど注目されていなかった種にすら注目が集まりそうな状況であるにもかかわらず、アメフラシは……。


 海洋生物の研究者であった昭和天皇は、かつてアメフラシを甘辛く煮付けて、試しに…と食されたそうである。

 大きくてボリュームもありそうだし、時には海岸がアメフラシだらけになる…という程たくさん居ることもあるアメフラシ…。これが食べて美味しいのであれば、それはありがたい話なのだが、不味かったのであろう…。その後、アメフラシ料理というようなものが世に知られたという話は聞いたことが無い。

 でもまあ考えてみると、ナマコやホヤといったアメフラシに勝るとも劣らぬエキセントリックなムード漂う生物が食用として認知されていたわけだから、昭和天皇以前にアメフラシを食べてみたヒトは少なからずいたはずである。

 そして、その結果として、それまで食用にされていなかった…という状況があったわけで、そう考えると昭和天皇はかなりのチャレンジャーであられた…と言っても良いであろう。昭和天皇…クールなお方である。


 …で、話は全然変わるのだけれど、僕の場合は、パッと見たときのインスピレーションで撮影に臨むことが多い。

 アメフラシの中でも、このアマクサアメフラシのような模様が面白いヤツは、かなり好きな被写体だ。

 特にこの個体はイケていた。目の周りが白く囲まれているところなんか、かわいらしいとさえ思える。

 絶対に「食べてみたら…」とは思わないけれど…。
 

無楯(アメフラシ)目 / ANASPIDEA
アメフラシ上科 / APLYSIOIDEA
アメフラシ科 / APLYSIIDAE
アメフラシ属 / Aplysia
アマクサアメフラシ / Aplysia juliana (Quoy & Gaimard 1832)

 

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2010/05/01(土) 00:00:00Sea slag trackback:0 comment:0 アマクサアメフラシ / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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