Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

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オオモンカエルアンコウ / 井田

FUJIFILM FinePix F30 f5.6 1/4 iso100




 偶然が重なり究極的なシチュエーションが訪れるひととき…

 その場に居合わせることが出来た幸福感に酔いしれる…


 まさに伊豆の春の深みならではの和のテイスト溢れる緑…木賊あるいは老緑とでも呼べばいいのだろうか…。

 この深場でしか見ることが出来ない渋く深い緑を背景に、燃える炎のオブジェのようなツノマタカイメン…。

 そして、その炎の中に鎮座するのは、炎に焼かれているかのように鮮やかなオレンジ色のオオモンカエルアンコウ。



 しばし、その美しい偶然の光景に見とれた後、おもむろにカメラを構える…

 イメージは完全に決まっていた。

 不安定な姿勢でのスローシャッターに対処するため、薄い粘膜に触れるかのような柔らかいタッチでシャッターを切る…。



 無理だった…。


 あまりにも多すぎる浮遊物…

 それが、究極のシチュエーションと呼ぶには、ほんの少し欠けた要素…


 モニターに映し出された画像は、浮遊物によるストロボ光の乱反射で見られないものに…。


 なんとかしたい…

 なんとかしたかったが、なんともしがたかった。


 この限りなく究極に近いシチュエーションを、少しでも美しく、少しでも伝わるように…

 クローズアップレンズを装着し、浮遊物の影響を受けない距離まで近づいての接写。

 それがこの妥協とあがきによる1枚。


 いつか出遭えるさらなる奇跡のような偶然の重なりまで、究極の1枚を得るのは待つことにしよう。



 それほどまでに春の海は素晴らしい。

 春濁りによる透明度の低下を嘆くばかりの者には決して見ることができない美しさがあることは確かな事実である。


オオモンカエルアンコウ / 井田

FUJIFILM FinePix F30 f5.6 1/60 iso100


カエルアンコウ科 / Antennariidae
オオモンカエルアンコウ / Antennarius commersoni (Latreille,1804)



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2010/03/22(月) 00:00:00Fish trackback:0 comment:6 オオモンカエルアンコウ / 井田
コメント
この記事へのコメント
>yukiさん
本当に見事な擬態ですよね。

シチュエーション的に最高なのでココに居て欲しいんだけど、昨日はまた地味な場所に移動してました。

めちゃくちゃ写真撮りづらいし…(苦笑)。
2010/03/23(火) 22:37:40 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
いいーッ!!ですね
目を隠して間違い探し(?)的なお遊び写真を撮ってみたいな~て思いました(^^
本当にそっくり。。
2010/03/23(火) 11:41:51 | yuki | #-[ 編集]
>てつ!さん
いいカイメンですよねぇ。

ここに来て欲しいな…と思っていたら、来てくれてました(笑)。

何年か前にもここに居たことありましたね。


春の伊豆ならではの"和"の世界を楽しんでます。
2010/03/23(火) 05:44:54 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
>クロブチメガネさん
震えましたねぇ。この時は…。

この長くはない春の緑を楽しめる時間を大切にしたいです。

しかし、カエルアンコウは下からあおるとカワイクないですね。あまりに暗くて、このアングルじゃないと緑を出せなかったのだけど…。妥協とのせめぎあいもまた楽し…ですけど。
2010/03/23(火) 05:41:04 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
知ってる場所だっ!嬉
この場所知ってる~~!そして行ける~!!嬉

イメージできる自分はまだ井田が頭から離れきってないようです。。。

透明度悪い様ですがそれはそれで楽しみいっぱいですなんですよね!
2010/03/22(月) 22:47:43 | てつ! | #yx9fSxcY[ 編集]
その幸福感に酔いしれてみたいっす!
まさに燃え盛る炎の中のオオモン♪

一枚目の緑な妥協写真も…(笑)!?素敵な空間です。
このオオモンは自分を分かってますねぇ☆
ぁぁ…酔いしれたい!
2010/03/22(月) 21:40:16 | クロブチメガネ | #cMqYGWBA[ 編集]
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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