FUJIFILM FinePix F30 f6.3 1/4 iso100
すっかりグリーンの井田になってしまった。
正確には、くすんだ灰色に近いモスグリーン…浮遊物いっぱい。
いわゆる"春濁り"の到来ですね。
この先、良くなったり悪くなったりを繰り返しながら夏に向かっていくことになる。
でも、基本的に透明度がイイことが多くて、いつも海の中が明るくて、ナイトダイビングが出来ない井田では、こうゆうときじゃないと薄暗い海底を楽しめないので、"春濁り"もまた「有り」かな…という気がしている。
目で見ている分には緑がかった灰色の水の色も、写真に撮るとけっこう味わいのある色合いになってくれるというのもウレシイし。
冬の低水温とか、春濁りとか、梅雨とか、寒波とか…、ネガティブに考えがちな要素も必然だから…。
まあ、何と言うか、違う見方をすれば、ダイバーにとっての踏み絵のようなものでもあるのかな(笑)。
その踏み絵を踏むかどうかの違いが、きわめて大きなものであることは間違いないからね。
…で、春濁りの海の中、先日見つけたオオモンカエルアンコウを探したのだが、思いっきり手こずってしまった。
なんともよく動くヤツで、7~8mは移動してたんじゃないかな。
見つからなくて、あきらめモードで、じゃあ他には何か居ないかな?…と泳いでいたら偶然目に入ったという感じ(苦笑)。
水温的にも、オオモンにしてみれば、何とかなる…と思われる水温で、この先、さらに下がっていくことはないんじゃないかな…と期待を持てる状況なので、この元気なコはシッカリと育ってくれるだろう。
とりあえず、春の伊豆の海らしいトーンを出せたらと思い、こんなふうに撮ってみました。
カエルアンコウ科 / Antennariidae
オオモンカエルアンコウ / Antennarius commersoni (Latreille,1804)
Copyright Matsukawa Soichi. All rights reserved.
Contrust scale (graduated 16steps)
sRGB - Gamma : Windows (2.2) - White point : 6500°k
1024 x 768 True color (32bit)
font size : medium
"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。
ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…
当サイトに掲載されているあらゆる内容の無許可転載・転用を禁止します。
当サイトの内容は、日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。
Copyright Matsukawa Soichi.
All rights reserved.
Never reproduce or republicate without written permission.
このブログで御紹介している画像は、基本的にノートリミング画像です。
ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。