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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

タカノハダイ / 井田

FUJIFILM FinePix F30 f6.4 1/4 iso100




 冬から春先にかけて現れるタカノハダイの幼魚。

 同じ縞模様でも成魚とは違っていかにも幼魚という体型が可愛らしい。


 アフリカのサバンナに棲むシマウマ。その名の通りの派手なシマシマ柄。あのゼブラ模様は擬態のためのものであることはよく知られている。シマウマを単体で見ると派手で目立つのだが、ブッシュの中に紛れると見事に溶け込んでしまうのである。

 同じように、タカノハダイの縞模様にも擬態効果があると思う。その効果を最大限に発揮できるのは、木々が生い茂るブッシュのように海藻が生い茂る浅瀬のエリアだ。浅いところから深いところまで、どこにでも現れるタカノハダイの幼魚だが、浅いところで見かけることが多いような気がするのも、あながち偶然だけではないだろう。

 そんな環境で見られたタカノハダイをそのままに撮ってみた。

 もちろん、擬態効果を存分に発揮させてしまっては、分かりづらい写真になってしまうので、ストロボを使って、可愛らしい姿にスポットライトを当てている。

 そして、明るいブルーの水の色、味わいあるグリーンの浅瀬の海藻。これはぜひとも表現したいところである。海藻はストロボ光だけで撮影してしまうと茶色っぽくなってしまうことが多いので、自然光も充分に取り入れなければならない。

 写真を撮って、そこそこ撮れていたりすると、もっと素晴らしかった見たときのイメージを忘れてしまう方が多い。本当はもっと魅力的に撮れるのにもったいないと思う。同時に、どうしても見たときの印象と違った写真しか撮れなくて悩まれる方も多い。

 見たままに撮るのには意外にてこずる場合が多いらしい。


 でも、どうすればイメージを再現できるかが写真の醍醐味でもある。


 ここでは自然光と人工光の配分のコントロールが決め手になる。

 この辺のブレンド具合いとかブレンド方法は秘伝です。


 …と言うのはウソで、まあ、大したことではないのだけれど、それでも僕にとっては商売ネタなので…ということで(笑)。


タカノハダイ / 井田

FUJIFILM FinePix F30 f6.4 1/4 iso100



タカノハダイ科 / Cheilodactylidae
タカノハダイ / Goniistius zonatus (Cuvier, 1830)



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2010/03/01(月) 21:17:10Fish trackback:0 comment:0 タカノハダイ / 井田
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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