FUJIFILM FinePix F30 f6.4 1/100 iso100
1本目は砂地捜索。
何か居そうな気配が漂っていて外せない日課になっている。
今週は続けざまにジャンボなキアンコウ、昨日はサガミツノメエビ…
…が、そういつもいつもイイことばかりは無い。
何も見つかりそうも無いので、今回はハズレかな…DECOを出す前に引きあげよう…と思ったとき、海底に動く何かが目に入った。
何かが見つかるときは実にアッサリと見つかる。
後から話すとドラマチックになるのだが、実際には、「え…」とか「あ…」とか言って目をパチクリさせながら見ている自分の前に、見つかった『それ』は我関せずという感じでそこに居る。
ホンフサアンコウ(ミドリフサアンコウ?)?!!!!!!!!!!!!
大瀬の某クロブチメガネ氏のようにエイドリアンポーズを決めようと思ったが恥ずかしかったのでやめた。
しかし、なんとも言えない異形の魚であった。
これはスクープショットだぞ!!
カメラのクローズアップレンズを外しつつ、そして、ドキドキしながらも砂を巻き上げないよう気をつけて着底…。
撮影しようとすると…
ん…!カメラのモニターがまっ黒…!
ボタンを押そうとしてもストロークが短くて手応え無し…。
撮影できない(苦笑)。
水深チョット深め…。
水圧でカメラのボタンが全て押されてしまい、操作を受けつけてくれなくなってしまっていたのであった。
PT-018(OLYMPUS C750-UZ用プロテクター)は水圧にきわめて弱いのだ。
そこで素早く考えた。
ここで粘ったりしてしまったら残留窒素が増えて、カメラを変えて2本目で撮影に臨んだとしても撮影時間が短くなってしまう。
ここは、早めに切り上げておこう…。
何処かへ行ってしまってないかな…?
移動するとしたらあの方向だよな…。
1本目のプロフィールから、水面休息時間を2時間15分と決めたのだが、その時間が落ち着かない…。
情報を伝えたユウスケ君からも「見あたらない」との報告。
気持ちが焦る…。
いよいよ2本目!
カメラをC750-UZからF30に変更し、一気に目的地に向かう。
向かう途中でカメラのテスト、さっきと同じ水深でもF30は問題無く動作する。あとは撮るだけだ!
…が、
居ない。
姿が見えません………。
けっこう探し回ったんですがダメです。
一期一会…という言葉を思い出した。
…で、画像は、その帰りに見かけた初見のベニカエルアンコウ。
すっかり意気消沈していたし、早いところ浅場に行かねばならなかったのでスルーしてしまおうとも思ったのだが、一期一会ということで3カット程シャッターを切らせてもらった。
なんとなくホンフサアンコウに似ていなくもないし…(苦笑)。
でもまあ、今の井田の可能性と手応えを充分に感じることが出来る一日であった。
明日も頑張って何か見つけよう!
カエルアンコウ科 / Antennariidae
ベニカエルアンコウ / Antennarius nummifer (Cuvier,1817)
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お見せしますよ~!
井田に潜りに来てくれれば(笑)。
いつになったら来るのかな?
連絡お待ちしてます!
見てみたかったなぁ…
にしても発見物のレベルが違いすぎます…
今回は、見れただけでも良しとします。
きっとまた遭えるでしょう!
次の機会を楽しみにしてます♪
Contrust scale (graduated 16steps)
sRGB - Gamma : Windows (2.2) - White point : 6500°k
1024 x 768 True color (32bit)
font size : medium
"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。
ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…
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ただし、[トリミング有り]と書かれている画像は、生物を分かりやすく紹介するために、トリミングをおこなっています。