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Diver's High +++ Underwater Photograph +++ Photographer Matsukawa Soichi

アカイソハゼ / 井田

FUJIFILM FinePix F30 f5.6 1/60 iso100




 ダイビングをするとき、潜るポイントによる若干の差異はあるものの、大きく分けて3~4つのセクションに分けて潜水計画…実際の潜水をするようにしている。

 18m~それ以深・18~12m(主に12m辺り)・12m~6m(主に6m辺り)・6~0m(主に3~0m辺り)である。

 特に最後の6~0m、ここでの深度管理の仕方がいちばん重要で、できるだけ深度変化を抑えた緩やかな上昇カーブを描く浮上の仕方が大事だと思っている。その中での安全停止深度は3m、いわゆる無限圧潜水でも少なくとも10分間以上は費やしたい。

 ちなみに、その潜水での最大深度までの到達時間は、出来る限り短いのが望ましい。行きがけに何かを見つけたとしても、寄り道はハイリスクなので厳禁。どうしても見たければ帰りに寄ることにしたい。

 …で、僕が個人的に潜る場合は、最後の6~0mでの滞在時間が、全潜水時間の50%を越えることになるのがほとんどなので、そこでどう過ごすかというのが、けっこう重要なテーマになっている。

 基本的には、ほぼ体内の窒素の増加を気にせずに、状況が許す限り滞在できる水深なので、ひたすらノンビリと過ごせる時間なのだが、近頃、凝っているのがこのアカイソハゼの観察だ。

 正直言って、このハゼの生態は何も知らない(笑)。あえて文献などで調べようとも思っていないし、いつも見ていれば、何か面白いことが分かってくるのではないか…と、そんな感じで楽しんでいる。自分の眼で見て、ああでもない…こうでもない…とやっているのが面白いので、その面白さをスポイルするようなことはしたくない。

 あと、先日沖縄に行ってきたときに、浅瀬でいろんな魚達を見ていると、きれいで魅力的なヤツがいっぱいいて、そこで潜っている連中を羨ましく思ったりしたのだが、伊豆でも負けないぐらいキレイで魅力的なヤツがいるだろう…と見ていたときに、最初に目に入ってきたのが、このアカイソハゼだった。これまでどおりギンポ系の追っかけは続けるとして、ちょっとレパートリーを増やそうということでもある。

 …で、そうして見ていると、アカイソハゼはけっこういろいろやってることが分かってきた。けっこうよくケンカしていたりすることも知ったし、体色変化も激しかったりする。なんと言っても色がキレイでイイんじゃないかな。

 数が多いので個体識別して追い続けられそうかは、今のところ「?」だけど、とりあえずやってみようかな…という感じだ。


アカイソハゼ / 井田

FUJIFILM FinePix F30 f5.6 1/60 iso100


ハゼ科 / Gobiidae
アカイソハゼ / Eviota masudai (Matsuura and Senou,2006)


Copyright Matsukawa Soichi. All rights reserved.

2009/12/27(日) 00:54:39Fish trackback:0 comment:6 アカイソハゼ / 井田
コメント
この記事へのコメント
> JUN さん
じゃあ、大瀬でも会ってますね(笑)。

参考になるかどうかは分からないですけど、見に来てください。

ではまた。

海で会えるのを楽しみにしてます!
2010/01/05(火) 23:27:03 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
そうですそうです。
joeさんの大学の後輩のJUNです。
写真を撮る上で、このブログをかなり参考にさせて頂いてます。
今年もよろしくお願いします(笑)
2010/01/04(月) 02:37:15 | JUN | #-[ 編集]
> JUN さん
裏側というか…奥に居ましたね。
2匹まとめても撮ったんですが、画的にイマイチだったんでボツにしました(苦笑)。

ちなみに、JUNさんってハンドルネーム(&本名)の方が5名程いるのですが、joeの仲間のJUNさんですよね…(違ったら申し訳ないです)。

井田に来るときはぜひメールでもください!
2010/01/03(日) 11:09:26 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
どうもありがとうございます。
なるほど。
ちょっと浅場を注意してもぐってみます。
では、この写真の裏側には、縄張り争い相手がいたのかもしれないのですね!


あけましておめでとうございます。
今年もブログを楽しみに拝見させていただきますね。

私も井田や大瀬で潜る事が多いので、
すれ違うことがありましたら、声かけさせていただきますね!

2010/01/02(土) 11:28:24 | JUN | #-[ 編集]
> JUN さん
 コメントありがとうございます。

 アカイソハゼの尻鰭の縞模様…チャームポイントですよね。

 僕自身も、これまで、アカイソハゼは色がキレイだな…というぐらいの見方しかしていなかったので、本文にもあるように、詳しいことは何も知らないんです。

 ただ、居心地がイイ場所には、わりと数個体が集中して居るようで、そんな場所をチェックしていると、縄張り争いでしょうか…、2~3個体が張り合うように鰭を全開にしているシーンをよく見かけます(11~12月現在)。

 普段は、けっこう敏感ですぐに隠れてしまうこのハゼですが、争いに熱中している時は、カメラを近づけてもなかなか逃げません(もちろん慎重に近づけますが)。そして、争っている間中、鰭も全開にしっぱなしです。…『それなりに長い時間ヒレを開いていた』というわけですね。

 水深も極めて浅い(3~5m)ですし、チョット広めの範囲を丁寧に探せば、かなりの数が見つかり、運が良ければそんなふうに争っているヤツを見つけることが出来ると思いますよ。

 要は単体に集中して鰭が開くのを待つのではなく、たくさん探して、その中から開いているヤツを探すということです。

 最近よく見かけるので季節的なものもあるのかもしれませんね。
2009/12/29(火) 01:32:07 | matsukawa | #4R5.xbJk[ 編集]
いつも楽しく拝見させていただいております。
こんにちは。JUNといいます。

学生のころから(もう5年くらい前から)、いつも楽しくブログを拝見させていただき、自分もこんなにうまく撮れたらいいなぁ、といつも参考にさせていただいております。

アカイソハゼ、こんなにきれいな尻鰭なんですね!
私も普段エキジット前に、毎回のように楽しませてもらっていますが、こんなにヒレ全開のシーンにはなかなかめぐり合えません。

まして、タイムラグのあるコンデジで撮られているということはそれなりに長い時間ヒレを開いていたのか、はたまた、松川さんにはヒレが開く予兆が見えるのか・・?

単純に私の観察力の問題ということになりそうですが、、
もし、松川さんなりのコツがあれば教えてください!

2009/12/29(火) 00:21:17 | JUN | #-[ 編集]
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"Diver's High Blog"を御覧いただきまして、ありがとうございます。
大瀬崎や井田の海の中は生き物達の楽園。
ここで見られる魚は、600種とも700種ともいわれています。
そんな海での一コマから、海の素晴らしさのほんの一部分でも紹介できたらと思います。

ちなみに、各エントリーのタイトルが掲載画像の生物名になっていますが
書かれている文章は、必ずしもその生物に関することだけではないので悪しからず…

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